冬は暖かく、夏は快適に眠れる羽毛布団。毎日使っていると、気付いたら膨らみがなくなり平らになっていませんか?
クリーニング出すのは高い・・・かといって、家庭の洗濯機だと容量が足りず、乾かすのも大変・・・
そんなとき、コインランドリーで洗濯すると簡単にふわふわで綺麗な仕上がりに!
何分かかるのか、値段はいくらかかるのか、普段使わないと、なかなか想像つきませんよね。そこで今回は、コインランドリーでの羽毛布団の洗い方を詳しくご紹介していきます。
目次
1.持っていく前に羽毛布団の洗濯表示・素材をチェック
コインランドリーへ持っていく前に、洗濯表示をチェックしましょう!
水洗いOKですか?
水洗いOKなものは、すべて桶のマークで記されます。
桶に「×」があるものは洗えないので、クリーニング屋さんへ持っていきましょう!
乾燥機にいれてOKですか?
乾燥機にいれてOKなものは、上記のマークに「×」がないものです。
羽毛布団は、高い温度で消毒するため、乾燥機の熱風でも平気なものが多いです。
キルティング加工されてますか?
キルティング加工がされていないと、羽毛が片寄ってしまいます。キルティング加工されていない羽毛布団はクリーニング屋さんへ持っていきましょう。
2.料金と時間の目安
料金
洗濯機:1,000〜1,200円
乾燥機:800〜1,000円
時間
洗濯機:約30分
乾燥機:約80分
洗濯機と乾燥機を合わせると、全体で2時間・価格は2,000円ほどかかると思っておくといいでしょう。乾燥機のみを使用するもおすすめです!
クリーニングに出すと1万円以上かかることが多いので、かなりお得ですよ。
3.失敗しない!コインランドリーでの洗い方
コインランドリーでふとんを洗うのはとっても簡単。
持っていき方は自由ですが、車に積んだり、大きめのランドリーバッグや付属の布団袋を使うと良いでしょう。
◎手順
①布団カバーを外し、洗濯機に入れる
布団を入れた時に、容量が8割ほど埋まるくらいの大きさの洗濯機を選びましょう。何キロか迷ったら、シングルサイズなら12kg、ダブルなら17kg程度を目安にしてください。
型崩れを防ぎたい場合は、布団をロール状に丸めて、2〜3箇所を紐でしばってから洗濯機に入れる/もしくはネットに入れる方法がおすすめです。
紐で縛って洗った場合、そのまま乾燥機にいれます。6~7割乾燥できたら、紐を取って乾燥すると乾燥効率がアップし、より一層ふっくらします。
注意点としては、洗濯機と乾燥機が別々のものを選ぶこと。偏りの心配ないもの/ネットを使用しない場合は全自動でもOKです。
②ドアをしっかり閉め、洗濯を開始する。
洗濯機のドアをしっかり押し込んで閉めたら、洗濯スタート。
家庭で使っている洗剤を利用できるコインランドリーであれば、ふんわりと仕上がるダウンジャケット専用洗剤がオススメです。
全自動の洗濯機であればそのまま乾燥までしてくれますが、そうでない場合は乾燥機まで布団を運ぶ必要があるので、終了時間に注意しましょう。
4.ダニ対策にも。乾燥機の活用方法
コインランドリーを使うメリットとして大きいのが、乾燥機能。業務用の乾燥機であれば家の乾燥機よりも高温のため、短時間でふわふわに仕上げることができます。
①乾燥機に入れ、約80分ほど乾燥させる
②乾燥後、羽毛布団をテーブルに広げて粗熱を取る
③テーブルに広げて粗熱を取り、乾燥していたら終了
※乾いていない場合は20〜30分ずつ追加し、乾燥させましょう
この時、羽毛に偏りがないかもチェックしましょう。
また、殺菌、ダニの退治、脱臭などの効果もあるのが魅力。ダニ対策で乾燥機のみを使う場合は、20〜30分が目安です。
◎ポイント
乾燥機を使う際、布団の間にテニスボールを1〜2個入れてみてください。
布団と布団の隙間に空気が入るので、ふっくらと仕上げることができます。
いかがでしたでしょうか?
羽毛布団はぜひコインランドリーで洗ってみてくださいね。
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