小さなお子様におねしょはつきものですよね。
布団の洗い方がどうするか分からず放置すると、シミ・臭いがついてしまう原因に。
泣く泣く捨てる...なんてことにならない様、手順を知って素早く対処しましょう!
目次
1.おねしょで布団が汚れたらまずやること
おねしょで布団が汚れてしまったらまず最初に、布団に含まれてしまった水分を取り除きます。
紙おむつを家に常備している場合は、おむつを使って水分を取ると良いです。
吸水力の高い紙おむつを開いて、布団やマットレスの濡れている部分に押し当てましょう。
紙おむつを常備していない場合は、タオルやキッチンペーパー、ペットシートなどを押し当てて、布団の水分を吸い取ります。
この時、紙おむつや雑巾の上からしっかりと体重をかけてみてください。布団の水分を効率よく吸い取ることができます。
2.おねしょ布団の洗い方の基本
おねしょの問題はシミとニオイです。
以下の手順で落としましょう。
- まずはおしっこの水分(アンモニアの成分)を乾いたタオル等で拭き取る
- そのあとに固く絞ったタオル等で叩き、拭く
- 風通しの良い場所でしっかり乾かす
1と2の間に薄めたクエン酸のスプレーを吹きかけるのも◎です。
尿はアンモニアの成分でアルカリ性です。クエン酸は酸性なので、中和することができます。
また、クエン酸はニオイを防ぐ効果もあります。
クエン酸がない/他の用途と併用したい場合は、以下のような染み抜き剤を活用しましょう。
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PRE SOAP neo / シミ抜き剤
中性のシミ抜き剤なので、生地を傷めず色柄物にも安心してお使いいただけます。食べ物や飲み物のシミのほかに、シャツの黄ばみなどにもおすすめ。オールマイティーに活躍してくれます。
3.おねしょ布団のシミを残さない方法
しっかりと水分を取り除いたら、布団をお風呂場などに持っていって浴槽のフタの上などに広げます。そして、シミ汚れを中心にシャワーでぬるま湯をかけて流しましょう。
全体を洗わなくてOKなので、乾く時間を早められます。
おねしょを流しきったら、タオルで再度水分を取りましょう。
4.どうしても丸洗いしたいときは?
何度かおねしょを繰り返していると、布団自体が黄ばんできたり、ニオイが気になったりすることもあります。
その場合は、布団を丸洗いしてキレイにするのがおすすめです。
布団を丸洗いする方法は、お風呂場で洗うとベター。特に子供用の小さな敷き布団ならおうちで洗う方法がおすすめです。
洗濯機で洗えない場合も、浴槽を使って踏み洗いすればキレイにできますよ。
中性洗剤と柔軟剤を用意して、以下の手順で進めてみてください。
- 浴槽にぬるま湯を貯める(40度くらい)
- 足踏みでよく踏みながら洗う
- お風呂場の栓を抜いて、よく水気を切る
- 水を入れ替えて、柔軟剤を入れる
- シャワーですすいで再度水切りをする
- 乾燥させる(天日干しOK)
丸洗いする際は、布団に使われている素材を必ず確認しましょう。
また、洗う際に偏りを防ぐ為、キルティングされているものなどはネットで縛ることが必要になります。
大人と一緒に寝ている場合は通常サイズの寝具についてしまうことも。その際はコインランドリーを活用するのも良いでしょう。
5.布団・シーツを洗うときのNGポイント
拭き取らず干すだけ、乾燥不足は、シミやニオイ残りの原因となります。
また繊維にとってもダメージなるので、その点を注意してください。
できる限り布団を洗いたくない場合は、防水シーツや防水(吸水)シートを使用してみましょう。乾かしにくい雨の日にも安心です。
6.まとめ
トイレトレーニング前の子どもには、おねしょはどうしてもつきものです。
時間がたった場合は落としにくなってしまうため、対策を知っておくと、いざという時にすぐに対処ができます。
小さなお子様がいるご家庭の皆さんは、今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてみてくださいね。