とっても便利な乾燥機。すぐに乾かせるので、梅雨の時期などは特に使う頻度も増えますが、使用してはいけない素材もあります。
今回は乾燥機をかけてもOKなものとNGなものの、見分け方についてご紹介します。
目次
- タンブル乾燥機OKのマークは?「・」はどんな意味?
- 乾燥機の使用がOKな洋服の見分け方
- 乾燥機の使用がダメなものは?入れるとどうなる?
- 乾燥機の使用可否マークが書いてない場合は?
- 早く乾かしたい場合【コインランドリー、テニスボールを活用!】
- まとめ
1.タンブル乾燥OKのマークは?「・」はどんな意味?
洗濯表示のマークに、四角の中に丸があり、丸の中に点(1個or2個)があるものが、タンブル乾燥OKのマークです。
点の数で乾燥機の温度が違います。
●点が一つ:低温乾燥(上限60度)
●●点が二つ:高温乾燥(上限80度)
✖️:タンブル乾燥禁止
★乾燥機OKの場合でも、乾燥機を使うと少しパサパサした仕上がりになりがち。洗濯のときに柔軟剤(DAILY CONDITIONER / 柔軟剤)を入れておくと着心地が良くなります。
2.乾燥機の使用がOKな洋服の見分け方
乾燥機の使用(タンブル乾燥)OKのマークがついているもののみ使用可能です。
マークなしのものや、乾燥機禁止のマークがついている場合はもちろん使用不可。
乾燥機の熱風は生地にとって負担が大きいため、どんな服でも乾燥機をかけると少なからず傷んでしまいます。また、シワになりやすく、ワイシャツなどの素材によってはアイロンが大変になることも。
セーターなど、デリケートな衣類や長持ちさせたいお気に入りの服に使うのは避けたほうが無難です。
傷みをそれほど気にしないのであれば、以下の服には乾燥機を使うと早く乾かせるので時短につながります。
・インナー類
肌着などのインナー類は別の洋服の下に隠れるものなので、乾燥機を活用して乾かすのがおすすめ。短時間でカラッと乾きますよ。
・靴下などの小物や消耗品
毎日使うため量が多くなりがちな、タオルや靴下も乾燥機にかけるのが◎。取り出してひとつひとつピンチハンガーにかける手間が省けます。
・外出時に着ない服
部屋着やパジャマなど、外出時に着ない服も乾燥機向きです。
・毛布や布団、カーペット
衣類以外も、大物の布製品を乾かすのに活躍します。
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DAILY CONDITIONER / 柔軟剤
思わず素肌で感じたくなるほどのふっくらとした仕上がりが特徴。お肌にもやさしい微香料です。持続性のある抗菌気機能でイヤな臭いもしっかりブロックします。
3.乾燥機の使用がダメなものは?入れるとどうなる?
乾燥機に入れてはいけないもの一覧
①洗濯表示タグに乾燥機禁止のマークがついているもの
②合成繊維(ポリエステル・ナイロン・ポリウレタン・アクリル)の衣類
③ウール、シルク、レザーなどデリケート素材の衣類
④ジャケットやスーツ、コート、ワイシャツなどシワ/型崩れしやすいもの
⑤下着(ブラジャー)やストッキング、タイツなど縮みやすいもの
⑥のりづけした衣類
⑦刺繍やプリントが入った衣類
手軽にお手入れしやすい化学繊維ですが、実は合成繊維には熱に弱い性質があります。お気に入りのアイテムは、乾燥機にかけるのを控えましょう。
乾燥機をかけるとどうなる?
型崩れ・毛羽立ち・縮み・変色・テカリ・付属品の破損・発火等の原因になります。
また、Tシャツなどの丈夫な服でもプリントや刺繍部分がチリチリになってしまうことも。乾燥機は洋服にあわせて活用しましょう。
4.乾燥機の使用可否マークが書いてない場合は?
洗濯絵表示は家庭用品質表示法という法律上で、表示することが義務になっています。
しかしルールが変わる前の旧JIS規格では専用のマークがなく、付記表記のみでした。そのため、昔に買った洋服の洗濯タグにはマークがない場合も。絵表示の下に注意書きがあるかどうかをチェックしてみましょう。
絵表示も注意書きもない場合、乾燥機を使用しても問題ないという意味になりまが、大切にしたい服はできるだけ自然乾燥で乾かすのがおすすめです。
5.早く乾かしたい場合【コインランドリー、テニスボールを活用!】
①洗濯ネットから出す
洗濯ネットに入れたまま乾燥機を使用すると、生地の内側まで風があたらず、乾きムラができやすくなります。
②コインランドリーを利用する
コインランドリーに置いてある乾燥機は、家庭用と違いガスを使用。そのため乾燥温度が高く、早く乾かす事ができます。
③ドライボールやテニスボールを入れる
乾燥機にドライボールやテニスボールを一緒に入れると早く乾きやすく、ふわふわに仕上がります。
6.まとめ
今回は、乾燥機のマークの見分け方や、どんな洋服ならかけてもOKかについてご紹介しました。
1回だけなら大丈夫・・・?なんてことはなく、しっかりとマークを見て乾燥機をかけないと、洋服が縮む原因になりかねません。
乾燥機をかける際は、洗濯マークをしっかり確認してから使用しましょう!