服の油汚れの落とし方は?自宅や出先で簡単にできる応急処置方法5選

食べ物を食べている時、料理をしている時…。日々のざまざまな場面で、服に油汚れをつけてしまう機会はたくさんあります。

油汚れは、いつも通りの洗濯では落としにくい少し厄介な汚れ。だからこそ早めの対処が必要です!

ポイントは、油汚れの程度に合わせた洗剤選び。普段は洗濯に使わない「あるもの」が活躍するかもしれません。

油汚れの特徴

油汚れでできたシミは油溶性で、水に溶けにくい性質を持っています。
だからこそ服についてしまった場合は通常の洗濯では落としにくく、事前の下洗いが重要になってきます

また汚れの種類にかかわらず、服に汚れがついたらなるべく早く染み抜きをするのが鉄則。
汚れが繊維の奥にこびりついてしまう前に、早めの対処でスッキリ落としてあげましょう。

なお染み抜きをする際には、必ず洗濯表示を確認して適切な洗濯方法(自宅で洗えるか、液温は何度までか)で洗ってください。

軽めの油汚れの落とし方

まずは、油汚れが服についたばかりで軽めのシミになっている状態での対処法をご紹介します。

外出先ではハンカチで応急処置を

外出先など、すぐには染み抜きができない状況で服に油汚れがついてしまった場合は、まずは固形物を取り除き、その後にハンカチやティッシュで汚れを拭き取りましょう
この時、ゴシゴシこするのではなく軽くポンポンとたたくようにするのがコツ。
強くこすると汚れを広げたり、繊維の奥に入り込ませてしまうだけでなく、服の繊維にダメージを与えてしまいます。

それから水を含ませたハンカチ・ティッシュでシミ部分をたたきます。
近くに石けんがあれば水とともに含ませて、シミ部分をたたいたら水で洗い流しましょう。

外出先でできる対処はこれくらい。充分とは言えないので、帰宅したらすみやかに次の手順に進んでください。

ご紹介の商品はこちら

STAIN PEN / 携帯用シミとりペン 多目的タイプ

外出先でも手軽に油汚れの染み抜きができる、携帯型の染み抜きペンを持ち歩いておくと安心です。ドクターベックマンの染み抜きペンは、化粧ポーチやペンケースに入るコンパクトサイズ。小さいながらもしっかりと油汚れを落としてくれます。

軽めの油汚れの落とし方

◎用意するもの
 ・汚れてもいいタオル(2枚)
 ・歯ブラシ
 ・食器用中性洗剤または染み抜き剤
 ※今回は染み抜き剤を使った方法を紹介します。

使った洗剤はこちら

PRE SOAP neo シミ抜き剤

中性の染み抜き剤なので、生地を傷めず色柄物にも安心して使える洗剤。食べ物や飲み物のシミだけでなく、シャツの黄ばみなどオールマイティーに活躍してくれます。

①固形物を拭き取る

まずは油汚れのついた部分をタオルで軽くたたき、表面の汚れをなるべくタオルに移します。

②油汚れ部分に洗剤を塗布し、歯ブラシでたたく

タオルを油汚れ部分の下に敷き、洗剤を塗ります。それから洗剤が汚れに浸透するよう歯ブラシでトントンとたたいてください。

この時、油汚れの部分を裏返した状態でタオルを敷くのがコツ。表側の汚れがタオルに移って、落としやすくなります。

③5分ほど置いてから通常の洗濯をする

染み抜き剤を使用した場合は、5分ほど時間を置いたら洗濯機に入れ、他の洗濯物と一緒に洗ってOKです。
食器用中性洗剤を使った場合は水洗いで洗剤を流してから洗濯機に入れましょう。

服についたばかりの軽度の油汚れであれば、これだけでかなりきれいになるはず。
それでも汚れが落ちない場合は、油汚れに特化した次の方法を試してみてください。

頑固な油汚れのシミにはクレンジングオイルや漂白剤を

時間が経った油汚れはなかなか厄介です。代表的な方法を2つ紹介しますが、それでも落ちない場合はクリーニング店に染み抜きを依頼するのがおすすめです。

頑固なシミにはクレンジングオイルも使える

油溶性の油汚れは、文字通り「油」に溶ける性質があります。
これを利用して、メイク落としに使うクレンジングオイルで洗濯をすることができるのです。

クレンジングオイルは時間が経った頑固な油汚れも溶かしてくれるため効果的ですが、そもそも洗濯用の製品ではないため注意が必要です。
必ず目立たないところで色落ちチェックをしてから使ってくださいね。

◎用意するもの
 ・汚れてもいいタオル
 ・ぬるま湯
 ・クレンジングオイル

①油汚れ部分の下にタオルを敷き、クレンジングオイルをつける

服の油汚れがついた部分にタオルを敷き、クレンジングオイルを垂らします。

②歯ブラシで軽くたたき、オイルを浸透させる

歯ブラシでトントンと軽くたたき、油汚れにクレンジングオイルを浸透させます。
やさしく、汚れを広げないように外側から内側に向かってたたくのがコツです。

③ぬるま湯ですすぎ、オイルをしっかり洗い流す

40〜50℃ほどのお湯で、油汚れ部分とクレンジングオイルをよくすすぎます。
なお、デリケートな服だと「40℃以下」や「30℃以下」の水(お湯)で洗濯するよう指示されていることがあります。洗濯表示を確認して、その服に合った温度にしてください。

クレンジングオイルは服に残ると輪ジミの原因になってしまいます。生地に残らないよう、しっかりと洗い流してくださいね。

油汚れをお湯ですすいだら、ここまできれいになりました。
あとは洗濯機に入れて、通常の洗濯をすればOKです!

落ちない場合は酸素系漂白剤でつけおき洗い

クレンジングオイルを持っていない場合や、油汚れが頑固でなかなか落ちない場合は、最終手段として酸素系漂白剤を使いましょう。
「塩素系」ではなく「酸素系」の漂白剤であれば、色柄物の色落ちを気にせずに洗うことができます。

とはいえ、漂白剤は特に洗浄力の強い洗剤です。必ず事前に色落ちしないかチェックしてくださいね。

◎用意するもの
 ・ぬるま湯
 ・酸素系漂白剤

①洗面所や桶にお湯を張り、酸素系漂白剤を溶かす

40〜50℃程度(※洗濯表示に従う)のお湯を張り、酸素系漂白剤をよく溶かします。

②服を洗浄液に2時間ほどつけおきする

先ほど作った洗浄液に、服の油汚れがついた部分を浸してつけおきします。
この工程でお湯と漂白剤が油汚れをふやかし、落ちやすくしてくれますよ。

今回は、つけおきして少し揉んだだけで油汚れがきれいに消えました!

③洗濯機で洗う

つけおきが終わり、油汚れがゆるんだら洗濯機に投入。あとは洗濯機の力できれいに汚れを落とすことができるはずですよ。

作業着などの強い油汚れの落とし方

作業着など、頑固な強い油汚れがたくさんついてしまう服の場合は、熱めのお湯と専用洗剤を使ったつけおきがおすすめです。
とはいえ、これは丈夫な素材の服にのみ使える方法。作業着以外の服は傷んでしまう恐れがあるので、なるべくここまでで紹介した方法で洗ってください。

①60℃ほどのお湯に作業着用洗剤を混ぜ、2時間ほどつけおきする

②汚れをブラシでこすり取り、洗濯機で洗濯する

これでも油汚れが落ちない場合は、クリーニングを検討しましょう。

まとめ

以上、油汚れの染み抜き方法を5つほどご紹介しました。

とても身近だけど、落とすのがやや面倒な油汚れ。
しかし、きちんとした対処法を知って早めに洗濯すれば怖くありません。

携帯用染み抜きペンを一本持っておいて、出先でもすぐ油汚れに対応できるようにしておくのが特におすすめです。

服に油汚れがつく日常の場面の代表例といえば食事や料理シーンですが、油汚れを心配せず思いきり楽しんでくださいね!