蛍光増白剤フリー、という表示で見かけることの多い「蛍光増白剤」。
「蛍光増白剤入りの洗剤は体に悪い」「使ってはいけない」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は蛍光増白剤って何?入っていない洗剤がいい?落とす方法はある?等の疑問を詳しく解説していきます!
目次
- 蛍光増白剤とは?
- 漂白剤との違いは何?
- 洗濯時の注意点、デメリットって?赤ちゃんへの影響
- 蛍光増白剤入り洗剤の落とし方はある?
- 入っていない洗剤の見分け方が知りたい!
- 蛍光増白剤入り洗剤は衣類に使うべき?使わないべき?
- まとめ
1:蛍光増白剤とは?
蛍光増白剤とは、いわば染料の一種。紫外線を吸収し、青白い光を発光する成分のことです。白物衣類の多くは、白さを際立たせるために、製造過程で蛍光増白剤が使われています。
一般的な洗剤には蛍光増白剤が配合されていることも。洗濯を繰り返す内に、蛍光増白剤は少しずつ脱落するため、衣類の白さを保つためです。
白さを取り戻すアイテムとして、蛍光増白剤(GLOWHITE / 酸素系漂白剤入り 蛍光増白剤)自体も市販されています。
汚れを落とす作用はないため、繊維へのダメージは殆どありません。ただしアトピーを持っている方をはじめ、肌へ影響を与えることもあります。 成分の特徴を確認した上で、洗剤を選ぶようにしましょう。
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2:漂白剤との違いは何?
漂白剤は、シミや汚れを作り出す色素を、科学的に変化させて無色にすることで、衣類を白くします。そのため、生地へ負担がかかるのがデメリットです。
衣類の白さを際立たせたいなら「蛍光増白剤」、シミや黄ばみを取り除きたいなら「漂白剤」を使うのが最適です。
3:洗濯時の注意点、デメリットって?赤ちゃんへの影響
使ってしまった!と後悔する前に、洗濯時の注意点をおさえておきましょう。
①天然由来の素材や濃い色の衣類への使用は避ける
元々蛍光剤が使われていない素材にムラ付きしてしまうことで、本来とは異なる色合いに洗いあがることがあります。
生成やパステルカラー、色物、黒い服、レーヨンや麻、綿素材への使用は控えましょう。
②赤ちゃんの衣類への使用は避ける
安全性はあるものの、肌が弱い方が使うとアレルギーを引き起こすことがあります。敏感肌の人や赤ちゃんの衣類には、使用しない方が安心です。
4:蛍光増白剤入り洗剤の落とし方はある?
蛍光増白剤は一度付着すると繊維と強く結びついてしまうため、落とすことは困難。
目立たなくするためには、無蛍光の洗剤で数回洗濯をしましょう。もしくは蛍光増白剤入りの洗剤をよく溶かして、数回洗濯を。ただし、全体的に色褪せた印象になってしまう場合もあります。
自宅で落とせないと感じたら、クリーニング店へ相談してみるのも良いでしょう。
5:入っていない洗剤の見分け方が知りたい!
蛍光増白剤が入っている場合は、成分表に「蛍光増白剤」「蛍光剤」と記載があります。
逆に蛍光増白剤を含まない場合は、「蛍光増白剤フリー」とラベルなどに書かれています。
洗濯する洋服の素材や色に合わせて、自分に合う製品を選んでみてくださいね。
6:蛍光増白剤入り洗剤は衣類に使うべき?使わないべき?
どちらが良いかは、一概に決めることはできません。
白い衣類やタオルをたくさん洗うなら蛍光増白剤入りの洗剤がおすすめ。
麻や綿などの風合いを大切にする衣類や色柄ものは白く褪せた印象にみえるため、蛍光増白剤の入っていない洗剤がおすすめです。
蛍光増白剤入りの洗剤/入っていない洗剤のどちらも用意し、衣類に合わせて分け洗いすると◎。また、蛍光増白剤自体も市販されているため、白物を洗濯する時だけ蛍光増白剤を追加するという使い方も良いでしょう。
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7:まとめ
いかがでしたでしょうか。
蛍光増白剤は紫外線を吸収し、青白い光を発光する染料の一種。蛍光増白剤の含まれた洗剤を使うことで、白さを保つことができます。
デメリットとしては、白物以外の衣類は色あせてしまう原因になること。また、アレルギーを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。
白い衣類を洗うなら蛍光増白剤の洗剤を、それ以外の衣類を洗濯する場合は、蛍光増白剤フリーの洗剤を使うなど、衣類によって使い分けると良いでしょう。
洗剤選びの際はぜひ参考にしてみてくださいね。