柔軟剤の使い方って?効果を引き出す洗濯方法をご紹介。

洗濯物をふんわりと仕上げることができる柔軟剤。

柔軟剤を入れたのに、いつもの洗濯の仕上がりと変わらない…香りを感じない…なんてこと、ありませんか?

もしかしたらちょっとした使い方の違いが原因なのかもしれません。

また、使い方だけでなく「どう洗濯するか」という点も、柔軟剤の効果を引き出す上でとっても重要!

正しい使い方や洗濯の手順を知って、柔軟剤を上手に活用しましょう。


柔軟剤の基本知識・効果

柔軟剤とは、繊維に柔軟性を与える仕上げ剤のこと。衣類の表面をなめらかにし、摩擦を起こしにくくします。

柔軟剤に使われている陽イオン界面活性剤には、柔軟仕上げ効果・帯電防止効果・抗菌作用があり、しわを防いだり、化繊素材などの静電気対策にも◎。しかし洗剤の成分とは異なるため、洗浄効果はありません。

また、さりげない香り付けができるのも柔軟剤ならでは。女性だけでなく、汗の臭いが気になる男性にも嬉しいですよね。

柔軟剤によっても、それぞれ強みである効能は違います。「どのように洗濯物を仕上げたいか」で自分好みのものを探してみましょう!

 

おすすめの柔軟剤

DAILY CONDITIONER 柔軟剤

思わず素肌で感じたくなるほどのふっくらとした仕上がりが特徴。お肌にもやさしい微香料です。抗菌剤、消臭剤が入っておりイヤな臭いもしっかり取り除きます。


★洗剤と柔軟剤の役割の違い

洗剤(洗い)は引き算【ー】柔軟剤(加工)は足し算【+】です。

例えるなら洗剤は顔を洗う時の洗顔料で、柔軟剤は化粧水や乳液。

洗顔料で顔を洗って汚れを取り除いたあとは、化粧水や乳液をプラスすることで乾燥を防ぎ、潤いを与えますよね。

それと同じように、洗剤で汚れを取り除いたあとに柔軟剤を使うことで、衣類をふっくらと加工してあげることが可能なのです。

汚れが残った状態では、柔軟剤は効果を十分に発揮することができないため、注意しましょう。



柔軟剤の使い方・効果を損なわない洗濯方法

せっかくの柔軟剤も、使い方によっては効果が半減してしまうことがあります。

また、先述したように汚れが残った状態では、柔軟剤は効果を発揮できません!汚れをしっかりと落とす正しい洗濯方法をおさえることも大切ですよ。


①柔軟剤は商品ラベルに記載された量を守る

香りが薄いから・もっとふわふわにしたいからと、柔軟剤の量を増やすのはNG。

柔軟剤を使いすぎると繊維の吸水性が落ち、生地本来の機能を低下させてしまいます。空気が入りづらくなり、ふんわりと仕上げることもできません。

また、毎日柔軟剤を使うのも避けた方がベター。数回に1回ぐらいの頻度で使うようにするのがおすすめです。

香りが薄いと感じたら、一度違う柔軟剤に変えてみたり、このあとご紹介する洗濯方法を取り入れてみてくださいね。

 

②洗剤は無香料のものを使う

香りは後から入れたものが残りやすいとされていますが、先に入れる洗剤の香料が強いと、柔軟剤の香りがブレてしまいます。

柔軟剤の匂いを香らせたい時は、洗剤を無香料にするとよいでしょう。

 

③つけおきをして汚れを落とす

衣類にイヤな臭いや汚れが残っていると、柔軟剤の効果を引き出すことはできません。

臭いや汚れが普段のお洗濯で取れなくなってきたら、濃い目の洗剤液や酸素系漂白剤でつけおきしてから洗濯するのがおすすめです。

 

④洗濯物は詰め込みすぎない

1回の洗濯物の量が多いと、汚れを十分に落とすことができません。また、柔軟剤の成分も行き渡らずムラができてしまいます。

洗濯物は洗濯槽の7〜8割をめどにして入れ、詰め込みすぎないようにしましょう。

 

⑤すすぎは最低でも2回行う

すすぎが甘いと、雑菌が残った繊維の上から柔軟剤でコーティングしてしまうことになるので、嫌な臭いがする・汚れ(黒ずみ)が蓄積する原因につながります。

十分な水量で汚れをしっかりとすすぎ流すことが大切です。


柔軟剤を入れるタイミングは最後のすすぎ前

「洗い」や「1回目のすすぎ」の段階で入れてしまうと、洗剤と柔軟剤が混ざり、効果を打ち消しあってしまいます。

全自動洗濯機であれば、洗濯前に柔軟剤専用の投入口に入れればOK。洗剤用と柔軟剤用でスペースが分かれているので、洗剤は「洗い」、柔軟剤は「最後のすすぎ」の段階で洗濯槽に自動で投入されます。

二槽式洗濯機の場合は、最後のすすぎをする前に短時間の脱水をしてから、すすぎの水をためてください。水がたまったら柔軟剤を投入し、再度洗濯物を入れましょう。

手洗いの際も同様に、最後のすすぎの段階で柔軟剤を入れます。2〜3分ほど浸したら脱水してください。

 

★洗濯の工程(すすぎ3回の場合)

洗濯は、それぞれの工程があってこそ上手くいくもの。洗濯の流れがわかれば、より柔軟剤を生かすことができますよ。

A)洗い

繊維から汚れを剥がし、界面活性剤の力で汚れを包み込んで水に移す工程。

※この時点で汚れは繊維から剥がれていますが、厳密にはまだ繊維の間にも漂ってる状態です。

B)すすぎ1回目 ※ポイントはたっぷりの水で行うこと。

繊維から剥がし包み込まれた汚れを、綺麗な水に薄めて流す工程。ここで中間脱水をすることで汚染液や洗剤残りを効率的に取り除きます。

C)すすぎ2回目 ※ポイントはたっぷりの水で行うこと。 

1回目で残った汚れを、綺麗な水に薄めてさらにすすぎ流す工程。ここで中間脱水をすることでさらに汚染液や洗剤残りを効率的に取り除きます。

D)すすぎ3回目←ここで柔軟剤が投入されます。

繊維から剥がし包み込まれた汚れを、綺麗な水に薄めて流す工程。最終的に柔軟剤で加工します。

E)脱水

 

⑥脱水は短時間でとどめる

脱水時間が長過ぎると、せっかく柔軟剤を使ってもシワになりやすいので注意。

ジメジメした梅雨時期や、早く乾かしたくて脱水時間を長くする場合は、脱水した後にしっかりと振りさばきましょう。シワが多いところは衣類を手に挟み、パンパンと叩いてあげるとシワが伸びますよ。

 

⑦脱水後はすぐに干す

湿った洗濯物を洗濯槽に長時間放置していると、菌(汚れに繁殖した雑菌)の増殖によりイヤな臭いが発生することがあります。

臭いがするということは、「汚れを落としきれていない」証拠でもあるので、洗濯方法を見直しましょう。

洗濯物を天日干しすると、適度な熱を加えながら乾燥させることができるので、洗濯物の生地がふわふわに!

ただし、乾かしたらすぐに取り込むようにするのを忘れずに。紫外線や風などで柔軟剤の良い匂いが飛んでしまうことがあります。

同様に、乾燥機を使用する際もできるだけ短く行ってくださいね。

部屋干しはその点、香りを持続させやすい干し方です。通気性の良い場所でサーキュレーターや除湿機などを使いながら乾かすのがおすすめです。


【効果別】柔軟剤を使う際の注意点

【柔軟効果】タオル、バスタオルには柔軟剤を使用しない

タオルに柔軟剤を使うと手触りが良くなりそうに思えますが、使いすぎると逆効果なのをご存知でしたか?

柔軟剤は、あくまで繊維の表面を滑らかにするもの。過剰な使用はせっかくのパイル生地が寝てしまうことになるので、ふわふわ度は減ってしまいます

また、水を吸いにくくなったり、パイルが抜けやすくなるなど、タオルの実用性に影響が出てしまうことも。

特に、おろしたてのタオルに柔軟剤は必要ありません。

使っているうちにかたくなってきた場合には、10回に1回程の頻度で柔軟剤を使いましょう。

ちなみに、タオルをふっくらさせるには、干す際に数回軽く振りさばき、空気を含ませるのがおすすめです。

タオルの寿命は洗濯30回といわれています。正しい洗濯の仕方で、少しでもふわふわな状態を長持ちさせましょう!


【柔軟効果】撥水加工されたものには柔軟剤を使用しない

撥水加工など、表面に特別な加工が施されたものに柔軟剤を使用するのはNG。

加工している生地の上に、柔軟剤でさらにコーティングすることになるので、元々の加工の効果を阻害してしまうのです。

洗濯をする際は、柔軟剤を使うものと分けて洗ってあげてくださいね。

 

【香り】肌の弱い方は香りの強いものを避ける

柔軟剤の匂いづけとして使用されている成分は、人によって肌に影響を与えるおそれがあります。

香りを重視する方は、より強い匂いのする商品を選んでいることも多いのではないでしょうか。

香りの強い商品は、匂いのもととなる成分が一般的な柔軟剤よりも多く使用されていることもあるため、注意が必要です。

 

おすすめの柔軟剤

DAILY CONDITIONER silky 柔軟加工剤

無香料の柔軟剤。お子様やアトピーの方など香料が苦手な方はもちろん、香水の香りを楽しみたい方にもおすすめです。また、サラサラ感とすべすべ感のある着心地の良い衣類に仕上がるのが特徴。ワイシャツ・ブラウス・肌着・Tシャツなどシワの目立つアイテムにもぴったりです。

まとめ

いかがでしたか?

いつも使っているのに意外と知らない、柔軟剤を使用した正しい洗濯方法。使い方を少し変えるだけで、今までのお悩みが解決するかもしれません!

皆様の日々のお洗濯が、より快適になったら嬉しいです。

著者

Kazama

洗濯もライティングも絶賛修行中の元アパレル店員。
この情報もっと早く知りたかった!と、シミになったお気に入りの服を想いながら書いています。

監修者

w_mashimo

クリーニング事業用の機械・洗剤・備品を扱うクリーニング機材商の(株)光栄産業にて勉強中。2014年に長く従事したアパレル業を辞め転職。家庭用向けケアブランド 『DAILY CLEANERS & CO-』も運営。
酒と肴をこよなく愛しています。一猫一女と日々格闘中。