柔軟剤の使い方って?効果を引き出す洗濯方法をご紹介。

洗濯物をふんわりと仕上げることができる柔軟剤。

「柔軟剤をいつ入れたら良いのかわからない」「いつもの洗濯の仕上がりと変わらない…香りを感じない…」なんてこと、ありませんか?

もしかしたら、ちょっとした使い方の違いで、せっかくの柔軟剤を活かしきれていないかもしれません。

また、使い方だけでなく「どう洗濯するか」という点も、柔軟剤の効果を引き出す上でとっても重要!

今回ご紹介する正しい使い方や洗濯の手順を知って、柔軟剤を上手に活用しましょう。

 

目次

  1. 柔軟剤の効果
  2. 柔軟剤の正しい使い方
  3. 柔軟剤の効果を高める洗濯方法
  4. 【効果別】柔軟剤を使う際の注意点
  5. まとめ

 

1:柔軟剤の効果

柔軟剤とは、繊維に柔軟性を与える仕上げ剤のこと。衣類の表面をなめらかにし、摩擦を起こしにくくします。

柔軟剤の効果は主に、柔軟仕上げ・抗菌作用シワや毛玉の防止・帯電防止(静電気対策)・速乾性のUPなどがあげられます。

また、さりげない香り付けができるのも柔軟剤ならでは。防臭・消臭方法として気になる生乾き臭や汗臭にも効果的です。

柔軟剤によっても、それぞれ強みである効能は違います。「どのように洗濯物を仕上げたいか」で自分好みのものを探してみるのはいかがでしょうか。

また、柔軟剤は使う布地の種類を問いません。特に、ニット類、肌に直接ふれる下着類やタオル、子供服など、もともとの生地がふんわりした質感のアイテムへの効果は抜群です。

ちなみに、漂白剤やおしゃれ着洗い用洗剤と組み合わせて使用してもOK。用途に合ったアイテムを組み合わせて、衣類に最適な洗濯方法を目指しましょう!

 

★洗剤と柔軟剤の役割の違い

柔軟剤は洗剤の成分とは異なるため、洗浄効果はありません。

洗剤(洗い)は引き算【ー】柔軟剤(加工)は足し算【+】です。

例えるなら洗剤は顔を洗う時の洗顔料で、柔軟剤は化粧水や乳液。

洗顔料で顔を洗って汚れを取り除いたあとは、化粧水や乳液をプラスすることで乾燥を防ぎ、潤いを与えますよね。

それと同じように、洗剤で汚れを取り除いたあとに柔軟剤を使うことで、衣類をふっくらと加工してあげることが可能なのです。

汚れが残った状態では、柔軟剤は効果を十分に発揮することができないため、注意しましょう。

 

おすすめの柔軟剤

DAILY CONDITIONER 柔軟剤

思わず素肌で感じたくなるほどのふっくらとした仕上がりが特徴。お肌にもやさしい微香料です。抗菌剤、消臭剤が入っておりイヤな臭いもしっかり取り除きます。


2:柔軟剤の正しい使い方

せっかくの柔軟剤も、使い方によっては効果が半減してしまうことがあります。以下でご紹介するポイントをぜひ取り入れてみてくださいね。

【全自動洗濯機の場合】入れるタイミングは洗濯前

洗剤用と柔軟剤用でスペースが分かれているので、洗剤は「洗い」、柔軟剤は「最後のすすぎ」の段階で洗濯槽に自動で投入されます。ドラム型の洗濯機の場合は扉上のボタンの近くに投入口があることが多いので確認してください。

洗剤と柔軟剤を同じ投入口に投入するのは避けましょう。お互いの効果を打ち消し合ってしまいます。

二槽式洗濯機の場合】入れるタイミングは最後のすすぎ前

最後のすすぎをする前に短時間の脱水をしてから、すすぎの水をためてください。水がたまったら柔軟剤を投入し、再度洗濯物を入れましょう。

「いつ柔軟剤をいれるか」が重要になってくる二槽式での洗濯。「洗い」や「1回目のすすぎ」の段階で入れてしまうと、洗剤と柔軟剤が混ざり、効果を打ち消しあってしまうためNGです。

手洗いの場合】入れるタイミングは最後のすすぎ時

最後のすすぎの際に柔軟剤を入れ、2〜3分ほど浸したら脱水してください。

 商品ラベルに記載された量を守る

香りが薄いから・もっとふわふわにしたいからと、柔軟剤の量を増やすのはNG。

柔軟剤を使いすぎると繊維の吸水性が落ち、生地本来の機能を低下させてしまいます。空気が入りづらくなり、ふんわりと仕上げることもできません。

また、毎日柔軟剤を使うのも避けた方がベター。数回に1回ぐらいの頻度で使うようにするのがおすすめです。

香りが薄いと感じたら、一度違う柔軟剤に変えてみたり、次の章でご紹介する洗濯方法を取り入れてみてくださいね。

 

3:柔軟剤の効果を高める洗濯方法

汚れが残った状態では、柔軟剤は効果を発揮できません!汚れをしっかりと落とす洗濯方法をおさえることも大切ですよ。

また、全自動洗濯機、ドラム式洗濯機、手洗いの気をつけるべき点は同じです。ぜひ、以下の洗濯方法を参考にしてみてくださいね。

①洗剤は無香料、微香性のものを使う

香りは後から入れたものが残りやすいとされていますが、先に入れる洗剤の香料が強いと、柔軟剤の香りがブレてしまいます。

柔軟剤の匂いを香らせたい時は、洗剤を無香料もしくは微香性にするとよいでしょう。

 

おすすめの洗剤

DAILY SOAP 衣類用洗剤

衣類から出た汚れを他の衣類に再付着させない強力な再汚染防止機能を備えており、衣類の黒ずみを抑制。おまけに洗濯槽も綺麗にしてくれます。微香性ですが、乾燥後にはほとんど香りは残りません。

 

②つけおきをして汚れを落とす

衣類にイヤな臭いや汚れが残っていると、柔軟剤の効果を引き出すことはできません。

臭いや汚れが普段のお洗濯で取れなくなってきたら、濃い目の洗剤液や酸素系漂白剤でつけおきしてから洗濯するのがおすすめです。

③洗濯物は詰め込みすぎない

1回の洗濯物の量が多いと、汚れを十分に落とすことができません。また、柔軟剤の成分も行き渡らずムラができてしまいます。

洗濯物は洗濯槽の7〜8割をめどにして入れ、詰め込みすぎないようにしましょう。

④すすぎは最低でも2回行う

すすぎが甘いと、雑菌が残った繊維の上から柔軟剤でコーティングしてしまうことになるので、嫌な臭いがする・汚れ(黒ずみ)が蓄積する原因につながります。十分な水量で汚れをしっかりとすすぎ流すことが大切です。

⑤脱水は短時間でとどめる

脱水時間が長過ぎると、せっかく柔軟剤を使ってもシワになりやすいので注意。

ジメジメした梅雨時期や、早く乾かしたくて脱水時間を長くする場合は、脱水した後にしっかりと振りさばきましょう。シワが多いところは衣類を手に挟み、パンパンと叩いてあげるとシワが伸びますよ。

⑥脱水後はすぐに干す

湿った洗濯物を洗濯槽に長時間放置していると、菌(汚れに繁殖した雑菌)の増殖によりイヤな臭いが発生することがあります。臭いがするということは、「汚れを落としきれていない」証拠でもあるので、洗濯方法を見直しましょう。

洗濯物を天日干しすると、適度な熱を加えながら乾燥させることができるので、洗濯物の生地がふわふわに!

ただし、乾かしたらすぐに取り込むようにするのを忘れずに。紫外線や風などで柔軟剤の良い匂いが飛んでしまうことがあります。

同様に、乾燥機を使用する際もできるだけ短く行ってください。

その点、部屋干しは香りを持続させやすい干し方です。通気性の良い場所でサーキュレーターや除湿機などを使いながら乾かすのがおすすめです。

 

★洗濯の工程

洗濯は、それぞれの工程があってこそ上手くいくもの。洗濯の流れがわかれば、より柔軟剤を生かすことができますよ。

A)洗い

繊維から汚れを剥がし、界面活性剤の力で汚れを包み込んで水に移す工程。

※この時点で汚れは繊維から剥がれていますが、厳密にはまだ繊維の間にも漂ってる状態です。

B)すすぎ1回目 ※ポイントはたっぷりの水で行うこと。

繊維から剥がし包み込まれた汚れを、綺麗な水に薄めて流す工程。ここで中間脱水をすることで汚染液や洗剤残りを効率的に取り除きます。

C)すすぎ2回目 ※ポイントはたっぷりの水で行うこと。 

1回目で残った汚れを、綺麗な水に薄めてさらにすすぎ流す工程。ここで中間脱水をすることでさらに汚染液や洗剤残りを効率的に取り除きます。

D)すすぎ3回目←ここで柔軟剤が投入されます。

繊維から剥がし包み込まれた汚れを、綺麗な水に薄めて流す工程。最終的に柔軟剤で加工します。すすぎは2回でもOKです。

E)脱水

 

4:【効果別】柔軟剤を使う際の注意点

【柔軟効果】タオル、バスタオルには柔軟剤を使用しない

タオルに柔軟剤を使うと手触りが良くなりそうに思えますが、使いすぎると逆効果なのをご存知でしたか?

柔軟剤は、あくまで繊維の表面を滑らかにするもの。過剰な使用はせっかくのパイル生地が寝てしまうことになるので、ふわふわ度は減ってしまいます

また、水を吸いにくくなったり、パイルが抜けやすくなるなど、タオルの実用性に影響が出てしまうことも。

特に、おろしたてのタオルに柔軟剤は必要ありません。使っているうちにかたくなってきた場合には、10回に1回程の頻度で柔軟剤を使いましょう。

ちなみに、タオルをふっくらさせるには、干す際に数回軽く振りさばき、空気を含ませるのがおすすめです。

タオルの寿命は洗濯30回といわれています。正しい洗濯の仕方で、少しでもふわふわな状態を長持ちさせましょう!

★タオルの洗い方についてはこちら↓

雑巾みたいなタオルはさよなら! 失敗しないタオルの洗い方のコツとリカバリー方法


【柔軟効果】撥水加工されたものには柔軟剤を使用しない

撥水加工など、表面に特別な加工が施されたものに柔軟剤を使用するのはNG。

加工している生地の上に、柔軟剤でさらにコーティングすることになるので、元々の加工の効果を阻害してしまうのです。

洗濯をする際は、柔軟剤を使うものと分けて洗ってあげてくださいね。

★撥水加工されたアイテムの洗い方についてはこちら↓

撥水加工された衣類の正しい洗濯の仕方とは?撥水性を復活させる方法もご紹介。

 

【香り】肌の弱い方は香りの強いものを避ける

柔軟剤の匂いづけとして使用されている成分は、人によって肌に影響を与えるおそれがあります。

香りを重視する方は、より強い匂いのする商品を選んでいることも多いのではないでしょうか。

香りの強い商品は、匂いのもととなる成分が一般的な柔軟剤よりも多く使用されていることもあるため、注意が必要です。

 

おすすめの柔軟剤

DAILY CONDITIONER silky 柔軟加工剤

無香料の柔軟剤。お子様やアトピーの方など香料が苦手な方はもちろん、香水の香りを楽しみたい方にもおすすめです。また、サラサラ感とすべすべ感のある着心地の良い衣類に仕上がるのが特徴。ワイシャツ・ブラウス・肌着・Tシャツなどシワの目立つアイテムにもぴったりです。

5:まとめ

いかがでしたか?

柔軟剤は柔軟仕上げ効果・帯電防止効果・抗菌作用があり、シワを防いだり、化繊素材などの静電気対策にも◎

最後のすすぎ前に投入したり、規定の量を守るといった心がけで、しっかりと効果を発揮させることができますよ。

皆様の日々のお洗濯が、より快適になったら嬉しいです。

著者

Kazama

洗濯もライティングも絶賛修行中の元アパレル店員。
この情報もっと早く知りたかった!と、シミになったお気に入りの服を想いながら書いています。

監修者

w_mashimo

クリーニング事業用の機械・洗剤・備品を扱うクリーニング機材商の(株)光栄産業にて勉強中。2014年に長く従事したアパレル業を辞め転職。家庭用向けケアブランド 『DAILY CLEANERS & CO-』も運営。
酒と肴をこよなく愛しています。一猫一女と日々格闘中。