毛布を自宅で洗濯する方法とは?頻度や干し方などのポイントもご紹介します。

サイズが大きいからと敬遠しがちな毛布の洗濯。

「汗のかかない冬場に使っているから、汚れていないだろう」とお手入れをサボりがちではありませんか?

もしかしたら見えない汚れやダニが存在しているかもしれません!

毛布へのケアがあるかないかで、寿命や使用感も変化しますよ。

今回は毛布の洗濯頻度や洗濯方法、お手入れの仕方を詳しく解説していきます。

 

目次

  1. 毛布の汚れ・洗濯する頻度は?
  2. 毛布は自宅で洗える?
  3. 毛布を洗濯する前に
  4. 毛布を自宅で洗濯する<洗濯機>
  5. 毛布を自宅で洗濯する<手洗い>
  6. 毛布の干し方って?
  7. 毛布の寿命・劣化のサインが知りたい
  8. ダニ対策に!毛布のお手入れ方法とは
  9. まとめ

 

1:毛布の汚れ・洗濯する頻度は 

毛布の主な汚れは汗や皮脂、ほこりなど。

冬でも寝汗や皮脂などで汚れは必ずついてしまうものです。汚れが付着したままだと、カビやシミ、雑菌、嫌な臭いの原因になったり、保温機能の劣化にもつながります。

また汗だけでなく、垢やフケはダニの好物。毛布はダニが発生しやすい場所でもあります。繊維が大量に使われている毛布はホコリが奥まで入り込みやすいのもあいまって、ハウスダストの原因になったり、アレルギーを引き起こすことも。

毛布を洗濯する頻度は、できれば1ヶ月に1回、最低でも1シーズンに1回が望ましいと言えるでしょう。

また、丸洗いだけではダニの処理をしきれないため、定期的なダニ対策も必要です。

2:毛布は自宅で洗える? 

洗濯タグを確認して、画像のような水洗い不可(洗濯禁止)マークがなければ自宅で洗うことができます。

一般的な毛布(アクリル、羊毛)のほとんどは洗濯OKの素材。ただし、羊毛の場合手洗い推奨であったり、シルクやカシミヤ素材であればクリーニング店への持ち込みが必要なこともあります。

また使用する洗濯機のサイズもあわせてチェック。基本的には、洗いたい毛布を洗濯機に入れてみて、少し余裕があればOK

毛布にはシングル・セミダブル・ダブルサイズに分けられ、構造も1枚仕立て(薄手)・2枚仕立て(2重)といった形で種類があり、アクリルやポリエステルよりも羊毛が軽いなど、素材によっても必要な容量は異なりますが、毛布の洗濯には7~8キロ以上あると安心です。

毛布を洗濯するための容量の目安として、7kgの洗濯機でシングル2枚仕立ての毛布を1枚、8kgの洗濯機でダブルサイズ2枚仕立ての毛布(約4kg)が洗濯できるとされています。毛布の重さがわからない場合は、毛布を持って体重計に乗ってみるのがおすすめです。表示された数字から自分の体重を引けば、毛布の大体の重さが分かりますよ。

毛布が大きかったり、洗濯槽に入らないなら、コインランドリーを利用するか、手洗いをすると良いでしょう。


3:毛布を洗濯する前に

洗濯をする前に、毛布を洗濯するための準備をしましょう。少し手間に感じるかもしれませんが、仕上がりの綺麗さが変わりますよ。

まずはベランダの物干し竿に毛布を掛けて、毛布全体を軽くパンパンと叩いてください。目には見えていなくとも、毛布には多くのホコリが溜まっています。

次に、毛布全体を見渡してシミや汚れがないかをチェック。もし汚れを発見したら、洗剤を少量つけた歯ブラシで軽く予洗いをしましょう。もし汚れがなかなか取れない場合は、洗剤をしみこませて5分ほど放置したあと、再度ブラシで軽く叩いてあげると落ちやすくなります。


おすすめの洗剤

DAILY SOAP 衣類用洗剤

酵素の力ですっきりと洗い上げることのできる高い洗浄力が魅力の中性洗剤です。強力な再汚染防止機能を備え、衣類の黒ずみを抑制しながら白さを維持。抗菌・防臭効果で嫌な臭いも防ぎます。



4:毛布を自宅で洗濯する<洗濯機>

洗濯表示と洗濯機の容量を確認し、問題がなければ洗濯機で洗ってみましょう。大物な印象の毛布も、手軽にお洗濯ができますよ。

ここでは毛布の洗い方の手順を詳しく解説していきます。ブランケットのお洗濯などにも活用してみてくださいね。

◎用意するもの

・洗濯洗剤(中性、おしゃれ着用洗剤がおすすめ)
・洗濯ネット

(お好みで)
・柔軟剤

◎手順

①毛布を屏風畳みし、洗濯ネットに入れる

洗濯機にそのまま毛布を入れると、高確率で引っかかったり擦れたりするので生地が傷んでしまいます。そのため、毛布を洗濯機に入れる際は毛布用や大きいサイズの洗濯ネットを使用するようにしましょう。

またネットに入れる際は屏風畳みをするのがポイント!屏風畳みをすることで、水や洗剤が毛布全体に行き渡るようになります。


★屏風畳みのやり方

1.毛布を広げる

2.山折り、谷折りを繰り返し、毛布を細長い状態する

3.じゃばら状に折りたたみ、正方形くらいの大きさにする

上記のように畳めたら、そのまま洗濯ネットに入れましょう。もし洗濯ネットが自宅にない場合は、2の状態の毛布をくるくると丸めて色落ちしない紐で結んでください。

②おしゃれ着洗剤を投入する

毛布の洗濯には、中性や弱酸性のおしゃれ着に適した洗剤がおすすめです。液体洗剤かつ漂白剤・蛍光剤フリーの洗剤を選び、色落ちや風合いの変化を防いでください。

また、柔軟剤を使用するのもおすすめ。毛布をふんわりと仕上げたい、香り付けをしたいときに◎。柔軟剤には静電気を防止したり、毛玉の発生を抑えてくれる効果もあるため、毛布の使用感アップや長持ちさせる方法としても有効ですよ。

③毛布コースもしくはドライコースで洗う

専用コースがあればそちらを、ない場合はドライコース、手洗いコース、弱水流コースなどのおしゃれ着用のコースを選択してください。

縦型洗濯機の場合は、汚れのついた部分を洗濯槽の底部分に向けてセットすると、汚れが落ちやすくなります。

また途中で、洗濯槽に水が溜まってきたら一旦洗濯機を止めて、両手で毛布を押し込んでください。しっかりと洗剤液につけておくことで、更に綺麗に洗うことができますよ。


おすすめの柔軟剤

DAILY CONDITIONER 柔軟剤

思わず素肌で感じたくなるほどのふっくらとした仕上がりが特徴。お肌にもやさしい微香料です。抗菌剤、消臭剤が入っておりイヤな臭いもしっかり取り除きます。


5:毛布を自宅で洗濯する<手洗い>

手洗い可のマークがある場合や、洗濯機のサイズに見合わない場合は、手洗いで洗いましょう。毛布を手洗いで洗うときは浴槽を使ってください。大きな毛布も丸洗いすることができますよ。

◎用意するもの

・洗濯洗剤(中性がおすすめ)
・洗濯ネット
(お好みで)
・柔軟剤

◎手順

①浴槽にぬるま湯を張り、おしゃれ着用洗剤を投入する

生地を傷めにくく、汚れも落としやすい30度くらいのぬるま湯を使用しましょう。高い温度のお湯を使って手洗いすると、逆に生地を傷めてしまう場合があるので極力避けてください。

②毛布を入れ、足で踏み洗いをする

毛布を屏風畳みにし、浴槽の中に入れてください。

途中で上下にひっくり返しながら、毛布全体を足踏みしましょう。しっかりと力をかけ、まんべんなく洗うことができますよ。転ばないよう、十分に注意して行ってください。

浴槽の水が濁ってきたら、新しいぬるま湯に入れ替え、踏み洗いを繰り返しましょう。水が濁らなくなるまで繰り返して、しっかりと汚れを落としてください。

③すすぎをし、水気をとる

今度は洗剤を念入りに洗い流します。すすぎの水が泡立たなくなるまで行ってください。洗剤が残っていると、カビや雑菌の発生、嫌な臭いの原因になります。

柔軟剤を使う場合は、最後のすすぎの前に投入しましょう。

すすぎが終わったら、毛布を踏んで、水気を取っていきます。


6:毛布の干し方って?

洗濯タグをみて、日向もしくは日陰どちらが適しているのか確認してください。

毛布を干すときは2本の物干し竿を使用して、M字になるように干す(M字干し)と風通しが良くなり、効率よく乾かすことができます。

もし物干し竿が一本しかない場合は、物干し竿にハンガーを複数かけ、その上から毛布を被せてあげると、空気に触れる面積を広げられますよ。

自宅にある場合は乾燥機を使用するのも一つの手。コインランドリーがすぐ近所にある場合は持ち込んでみるのもよいでしょう。

毛布を使用する冬は気温が低く日照時間も短いため、乾きにくいところが難点。ですが、生乾きのままではダニや雑菌が繁殖し、嫌な臭いの原因にもなるため、毛布を干すときは上記のポイントを抑えてしっかりと乾かしましょう。


7:毛布の寿命・劣化のサインが知りたい

毛布の寿命は大体10年ほどと言われています。購入している時よりも、毛布が薄くなってしまっているのであれば、すでに劣化しているサインです。また、劣化が進んでいないように見えても、実は保温性などの機能性が下がっていることがあります。

毛布の保温機能のしくみは、毛布の中の繊維と空気が混じりあうことによります。ずっと使い続けている毛布の場合には、繊維同士がくっついてしまったり、繊維が減ってしまうことで空気と混じりあえなくなってしまうのです。

毛布が劣化するスピードは、洗濯の頻度、使用頻度、素材、メーカーによって異なります。お気に入りの毛布を長持ちさせるためには、日頃から洗濯やお手入れをしてしっかりと汚れやホコリを落とすことが不可欠ですよ。


8:ダニ対策に!毛布のお手入れ方法とは

いくら簡単、といっても毛布を洗うのにはある程度の時間がかかります。また、ダニの処理をするためには、丸洗いだけでは不十分でもあるのです。

毛布を清潔に保つために、以下のお手入れ方法を参考にしてみてくださいね。


①衣類乾燥機を使う

自宅やコインランドリーの乾燥機を使って、ダニを死滅させましょう。ダニは50℃以上の環境では短時間しか生息できないため、高温を当てるのが有効です。

毛布の素材の種類によっては繊維が傷むことがあるため、洗濯表示で乾燥可能なものかどうかを確認しましょう。

ただし、ダニの死骸やホコリをとることはできません。


②布団乾燥機を使う

ほとんどの機種は、50℃以上の熱風を出すため、30分以上あてるとダニは死滅します。60℃以上の熱風がでるものであればすぐに死滅させることができます。


③掃除機を使用する

掃除機を使用すれば、ダニの死骸やホコリを取り除くことが可能。また、垢やフケをきれいにすることでダニの発生を防ぐ効果もあります毛布に吸引口をゆっくりとあてて、死骸やホコリを舞い上げないように静かに吸い込むようにしましょう。

布団用掃除機を使うのも◎。熱風と吸引の両方の機能が備わっているため、1台だけでダニ駆除対策ができますよ。

 

④天日干しをする

晴れた日に外干しするとダニを退治することができます。

またよく晴れた乾燥している日に天日干しをすると、毛布の湿度を下げ、ダニの発生を防ぐことができます。

ただし、日光があたっていない毛布の裏側にダニが逃げてしまうため、ダニを死滅させることは不可能。また、はたきをかけても、ダニの死骸やホコリとりはできません。他の方法と組み合わせて活用しましょう。


9:まとめ

いかがでしたでしょうか。

意外と汚れている毛布は一ヶ月に1回、最低でもワンシーズンに1回は洗うと良いでしょう。

毛布の洗い方は、予洗いをし、おしゃれ着用洗剤でやさしく洗うのがポイント。

乾燥機や掃除機を使用してダニ対策も行ってもらえたらより安心です。

しっかりと汚れを取り除いて清潔を保ちながら、毛布と長く付き合っていきましょう!

著者

Kazama

洗濯もライティングも絶賛修行中の元アパレル店員。
この情報もっと早く知りたかった!と、シミになったお気に入りの服を想いながら書いています。

監修者

w_mashimo

クリーニング事業用の機械・洗剤・備品を扱うクリーニング機材商の(株)光栄産業にて勉強中。2014年に長く従事したアパレル業を辞め転職。家庭用向けケアブランド 『DAILY CLEANERS & CO-』も運営。
酒と肴をこよなく愛しています。一猫一女と日々格闘中。