冬の時期、普段通りに洗濯物を干してもなかなか乾かない…そんな経験はありませんか?
外に干さない方がいいのか、外中どっちが早いのか、乾かし方に悩みますよね。
冬に洗濯物が乾きにくいのは気のせいではなく、しっかりと原因があるんです。
今回は、「冬の時期ならではの洗濯悩みを解決するコツ」を紹介していきます!
目次
- 冬に洗濯物が乾かないのはなぜ?どこに干す?
- 冬に外干しをする時のコツ<何時までに干す?夜は?>
- 冬の部屋干しで洗濯物を乾かす4つのコツ<暖房や扇風機>
- さらば生乾き臭!冬の洗濯時に気を付けておきたい2つのポイント
- 生乾き臭がついてしまった衣類の対処法は?
- 冬でも生乾き臭を防ぐ方法は?日頃の習慣がポイント
- 冬のダウンジャケットも自宅で洗濯・乾燥できる
- まとめ
1、冬に洗濯物が乾かないのはなぜ?どこに干す?
冬に洗濯物が乾かないのは、主に「温度が低い」と「湿度が高い」のが原因です。
洗濯物を乾かすためには、「温度が高く、湿度が低い」状態がベスト。また、「風がある」状態だと乾きやすくなります。
温度が高いと洗濯物についた水分が蒸発しやすく、空気中に取り込める水分の量が多いため洗濯物が乾きやすいのです。
冬はこの逆。空気が乾燥しているイメージですが、気温が低く空気中に取り込めるそもそもの水分量が少なく、洗濯物を干すことで実は湿度が高い状態になり易くなっています。
外干しと部屋干しを比べると、基本的に部屋干しがおすすめ。部屋干しであれば、紫外線のダメージや花粉・黄砂の付着も防ぐことができます。
とはいえ、部屋干しだと空気が循環せず湿気が溜まりやすいため、冬の部屋干しにはコツが必要です。
また、部屋干しと浴室乾燥を併用すればより早く乾かすことができます。
乾燥機やコインランドリーの活用もおすすめですが、衣類の素材によっては負担になるため、注意しましょう。
◎洗濯物が乾いているか確認する方法
ドライヤーやエアコンの温風を当てて、手のひらに当てて温めます。洗濯物を5秒程度握り、手が湿った感じがしなければOK。もし手が湿っていたら、まだ乾いていません。2章、3章で紹介する方法を試してみてくださいね。
2、冬に外干しをする時のコツ<何時までに干す?夜は?>
気温が低く、水分が蒸発しにくい状態で洗濯物が乾きにくくなってしまう冬。
この時期に外で洗濯物を干す場合は、なるべく湿度の低い10時以降に出し、15時くらいまでには取り込みましょう。
夕方や夜の時間帯に干すと、洗濯物が湿気を吸ってしまったり、虫の付着、防犯面なども心配です。
洗濯物の量が多い場合は、無理に外干しですべて乾かそうとはせず、部屋干しも併せておこなってみてください。
ちなみに何度まで外干しでも乾きやすいか気になるところですが、湿度等で大きく変わります。上記の時間帯や風の吹く日を選びましょう。
3、冬の部屋干しで洗濯物を乾かす4つのコツ<暖房や扇風機>
上記のように、どうしても外干しで乾きにくい冬の洗濯物は部屋干しをするのがおすすめ。
とはいえ、洗濯物を乾きにくくする「温度が低い」という条件は部屋の中でも健在ですよね。
ということで、部屋干しにプラスアルファすることで格段に洗濯物を乾きやすくするコツを4つ見ていきましょう!
・除湿機や暖房を使う
洗濯物を乾かす時は、「温度が高く、湿度の低い状態」がベストだとお話ししましたね。
冬の季節には叶わない環境…と思うかもしれませんが、室内で家電の力を借りればある程度再現することができます!
洗濯物を干す部屋の暖房をつけて温度を上げる、除湿機で湿度を低く調整する、といったことで洗濯物が乾きやすくなる環境を作ることができますよ。
除湿機がない場合は、洗濯物の下に除湿剤や新聞紙を置いておく方法もあります。
★「それでもなかなか乾かない...」「生乾き臭が気になる」そんな時は、+アルファで臭いを防ぐ専用の除菌剤(部屋干し臭から衣類をまもる洗濯除菌剤)を使用するのもおすすめです。
★衣類乾燥除湿機にはいくつか種類があります。夏に最適なコンプレッサー式、冬に向いたデシカント式、2つの機能を搭載したハイブリッド式。除湿機選びで乾きやすさも変わるため、見直してみましょう。
・扇風機やサーキュレーターで室内の空気を循環させる
家電を使う方法は、除湿機や暖房に限りません。
洗濯物の下から扇風機やサーキュレーターで風を送ることで空気を循環させ、効率的に洗濯物を乾かすことができます。
特に、空気のこもりやすい窓際や壁の近くに干す洗濯物には効果的な方法です。
もし干す場所を移動できる場合は、なるべく空気が循環しやすい部屋の中央付近がおすすめです。
風を送るという意味ではドライヤーもOK。ずっと当てているのは大変なため仕上げに活用すると良いでしょう。
・アーチ干しなど、風を通しやすい干し方で洗濯物を干す
洗濯物は間隔をあけて干したり、薄手のものと厚手のものを交互に並べて干したりしてみましょう。
これも風通しを良くすることで効率的に洗濯物を乾かす方法です。
また「アーチ干し」と呼ばれる、丈の長い洗濯物を左右の外側に、短いものを内側に干して洗濯物全体がアーチ状になる干し方も効果的。
風を通しやすいこういった干し方は、どんな季節にも洗濯物を早く乾かすのに役立ちます。時期を問わず習慣化しておくといいですね。
・洗濯物を軽く振りさばいてから干す
洗濯物についた余計な水分を飛ばすために、バサバサと振りさばいてから干す方法もおすすめです。
シワ対策にもなるので、こちらも習慣化しておきたいポイントですね。
4、さらば生乾き臭!冬の洗濯時に気を付けておきたい2つのポイント
部屋干しをする時に気になるのが、「部屋干し臭」「生乾き臭」と呼ばれるいや〜な臭い。
この臭いを予防するには、「しっかり洗うこと(=雑菌や汚れを残さない)」と「素早く乾かすこと(=雑菌を繁殖させない)」がポイントになってきます。 以下の2つのコツを実践して、生乾き臭をブロックしましょう!
・除菌・抗菌機能のある洗剤や柔軟剤を使う
衣類を部屋干しした時に発生する生乾き臭の原因は、衣類に残った汚れに繁殖する雑菌から出た排泄物。
つまり、汚れを落としきれていないことが、洗濯物が臭くなる理由です。
生乾き臭を防ぐためには、まずは汚れをしっかり落とすのが大事。
衣類についた雑菌を取り除き、その状態を持続するためには除菌・抗菌機能のある洗剤や柔軟剤を使うのがおすすめです。
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DAILY SOAP 衣類用洗剤
酵素の力で洗浄力をアップし、界面活性剤の配合を大幅カットをすることで泡立ちを抑え、すすぎ性を向上させた衣類用洗剤です。柔軟成分を配合しているので、柔軟剤と併用しなくても綿製品の肌触りが良く、吸水性を損いません。
・洗濯機での脱水時間を長めにする
冬は気温が低く、洗濯物が乾きにくい環境になります。
そんな中でもしっかりと洗濯物を乾燥させるには、干す前になるべく水分が残っていない状態にすることが大切です。
このために、冬は洗濯機の脱水時間をいつもより長めの設定にするように心がけてみてくださいね。
また、脱水時に一旦洗濯機を止め、乾いたバスタオルを洗濯機に入れて一緒に脱水を回す方法もおすすめ。洗濯物の水分をバスタオルが吸収して、乾かしやすくなります。
5、生乾き臭がついてしまった衣類の対処法は?
上記のように、「生乾き臭」や「部屋干し臭」といった衣類の臭いの原因は汚れが落としきれていないことが一番です。
そのため、洗濯物に臭いがついた時はまず日頃の洗濯から見直してみましょう。
その上で、すでに臭いがついてしまった衣類はどう対処すればいいのでしょうか? このことについて、3つの対処法をご紹介します。
・お湯につけ置きする
衣類につく主な汚れは皮脂・汗や雑菌など。落としきれなかったこういった汚れを落としきるためには、衣類をお湯につけ置きする方法が効果的です。
お湯で洗濯する際は必ず洗濯表示を確認して、上限の温度を把握してからおこなってください。
また、デリケートな衣類は傷んでしまうのでお湯で洗うのはやめておきましょう。
・クエン酸を柔軟剤代わりに使う
酸性の天然素材であるクエン酸は除菌・抗菌作用に優れています。
そのため、クエン酸を柔軟剤の代わりに使って洗濯するのが臭い解消におすすめです。
クエン酸を洗濯に使う時は、水10Lに対し10gほどが目安。
天然の成分なので人体にも優しく、安心して使うことができます。
・衣類用の消臭スプレーを使う
衣類の臭いを手軽に消したい時に使えるのが、衣類用の消臭スプレー。
香りを被せることでいや〜な臭いを隠すスプレーが多いですが、Daily Cleanersの衣類用消臭剤は臭いの原因に直接成分が働きかけることで、臭いの元から消してくれます。
コートや帽子など、なかなか洗濯できない衣類には特におすすめです。
★「生乾き」に関する記事はこちら↓
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DAILY DEODORANT 衣類用消臭剤
香料でごまかさず、悪臭の元から無臭化する衣類用消臭剤。
高濃度の銀イオンを配合しているので除菌抗菌効果もあります。 植物由来成分(でんぷん)を使用しているので小さなお子様、ペットのいるご家庭にも安心です。
6、冬でも生乾き臭を防ぐ方法は?日頃の習慣がポイント
洗濯物が乾きにくい冬に実践できる洗濯や臭い対策のコツを紹介してきましたが、日頃の洗濯の習慣を少し工夫するだけでも生乾き臭防止に役立ちます。
2つのポイントを習慣づけて、臭い知らずの洗濯習慣にしてしまいましょう!
・洗濯は複数回に分けてこまめに
洗濯物が乾きにくい冬は特に、1回で全ての衣類を洗濯することは避けましょう。
少々面倒ではありますが、洗濯を複数回に分けることで一度に干す量が減り、スペースにゆとりを持って干すことができるようになります。
・定期的に洗濯機の掃除をする
いくら洗濯を見直しても臭いが取れない…そんな時は、洗濯機自体の汚れが原因かもしれません。
日頃の衣類の汚れや湿気によって、洗濯槽はいつの間にか汚くなっているもの。定期的に洗濯槽を掃除することで、洗濯の環境を整えてあげましょう。
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LAUNDRY CLEANER 洗濯槽クリーナー/衣類の除菌・消臭剤
いつものお洗濯の時に衣類と一緒に入れるだけ、30日間使い続けることで洗濯槽をきれいにしてくれる洗濯槽クリーナーです。
洗濯槽の除菌・カビ予防をしてくれるとともに、衣類の除菌・消臭効果もあります。さらに、排水管や排水溝のヌメリ・悪臭を軽減することもできます。
こちらの記事では、洗濯槽の掃除の仕方を詳しく紹介しています。定期的に洗濯槽をきれいにして、余計な汚れが衣類につくのを防ぎましょう!
7、冬のダウンジャケットも自宅で洗濯・乾燥できる
冬に大活躍するダウンジャケットは、クリーニングでないと洗濯できないイメージがあるかもしれません。
Daily Cleanersの「ダウンジャケット専用洗剤」は、ダウンを家庭でも手軽に洗濯できる専用の洗剤です。
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ダウンジャケット専用洗剤
自宅でも、羽毛へのダメージを抑えながらダウンジャケットを洗える洗剤です。
洗濯中の生地の摩擦を軽減し劣化を抑え、表面からのダウン(羽毛)の噴き出しを抑える成分を配合。羽同士の絡み合いを防ぎ、ふんわりと洗い上げます。
ダウンを洗濯した後は形を整え、軽くポンポンと叩いたり振りさばいてから干すようにしましょう。
ダウンの洗濯にありがちな失敗といえば、型崩れやふっくら感が戻らないといったこと。こういう事態を避けるために、ダウンを干している間はこまめに上記の方法でケアしてあげるのがポイントです。
ダウンを着た後は、固く絞ったふきんで汗のつきやすい襟元などを拭くことを心がければ臭い予防になりますよ。
★撥水加工の衣類に関する記事はこちら↓
8、まとめ
以上、冬におすすめの洗濯の方法や干し方についてご紹介しました。
せっかく洗濯したのに、洗濯物が乾ききらずに雑菌が繁殖して臭くなってしまった…。すぐに着たい服が乾かなくてイライラ...。そんなことは誰もが避けたいはず。
まずは洗濯で汚れをしっかり落とし、乾かす時は風通しの良い環境で早く乾燥させる。
これを実践すれば、冬でも快適な洗濯ライフを送ることができます。ぜひ、これからの冬は日頃の洗濯を少し見直してみてくださいね。