ブレザーは自宅で洗濯できる？洗い方とポイントを紹介！

作成日 2023年4月23日

更新日 2023年4月23日

学生服のブレザーは毎日身に着ける事も多く、目には見えなくとも汚れが付着しています。毎回クリーニングには出せないけれど清潔に保ちたい！という方も多いのではないでしょうか。今回はブレザーを自宅で洗濯する方法をご紹介していきます。

１：【手洗い編】ブレザーの洗い方を解説！

ブレザーを手洗いする場合のお洗濯方法を解説していきます。

洗濯表示を確認し、洗濯機洗いが可能と表記があれば洗濯機で洗うことができます。また、手洗いが可能と表記があれば手洗いで自宅で洗濯が出来ます。

◎用意するもの

・洗濯用ネット

・洗面器

・中性洗剤/おしゃれ着用洗剤（DELICATE SOAP / おしゃれ着衣類用洗剤）

◎手順

①ポケットを確認

まずはポケットの中を確認しましょう。ポケットの中に何も入っていないかを確認し、ゴミやホコリも取り除きます。また、ほつれや取れかかっているボタンがないかなども一緒に確認しましょう。

②形を整えてネットに入れる

次にボタンやファスナーなどを留めて、形を整えてから裏返しにして洗濯用ネットに入れます。ここでは袖口や汚れやすい部分は表に出すと汚れを落としやすくなります。

また、汚れが酷い部分は事前に落としておくと、きれいに洗濯できます。そして洗濯ネットの大きさに合わせて折りたたむことでシワや型崩れを防ぎます。なお、詰め襟の前ボタンは取り外してからネットに入れましょう。

③水温を調節して、押し洗いする

ここからは洗う行程です。水温は30度程度に。ウール混合素材の場合は縮みを防ぐためにも30度以下にします。水を張った容器におしゃれ着衣類用洗剤（DELICATE SOAP / おしゃれ着衣類用洗剤）を溶かし、ブレザーをまんべんなく水に浸します。

そして丁寧に押し洗いをしていきます。ここでは生地同士を擦り合わせたりもみ洗いをすると生地を傷めたり縮む原因になりますのでやめましょう。すすぐ際も洗いと同様に優しく押し洗いで、濁った水が出なくなるまで水をとりかえながら行います。

④脱水も押し洗いの要領で行う

続いて脱水です。バスタオルなどを使いネットごとはさみ込むようにして、トントン軽い力で叩くように水分をタオルに吸収させます。

脱水をする際も押し洗いの要領で丁寧にしましょう。このときシワや型崩れを防ぐためにも強く絞ったりするのは避けるようにしてください。手洗いした後に脱水を洗濯機で行う場合は、ドライコースや手洗いコースを選択し1分程度で済ませるようにしましょう。

⑤ハンガーに吊るして陰干しする

そして、洗濯が終わったらすぐにネットから取り出しシワをのばして陰干しをします。前のボタンやファスナーははずし、形を整えてから厚めのハンガーを使い風通しのよい場所で干しましょう。

２：【洗濯機編】ブレザーの洗い方を解説！

洗濯機洗いが可能なブレザーは洗濯機で。水温や脱水方法に注意すれば、手洗いより手間がかからずに洗濯できます。

◎用意するもの

・洗濯用ネット

・中性洗剤/おしゃれ着用洗剤（DELICATE SOAP / おしゃれ着衣類用洗剤）

◎手順

①ポケットを確認

手洗い時と同様、ポケットの中を確認しましょう。ポケットの中に何も入っていないかを確認し、ゴミやホコリも取り除きます。また、ほつれや取れかかっているボタンがないかなども一緒に確認しましょう。

②形を整えてネットに入れる

次にボタンやファスナーなどを留めて、形を整えてから裏返しにして洗濯用ネットに入れます。ここでは袖口や汚れやすい部分は表に出すと汚れを落としやすくなります。また、汚れが酷い部分は事前に落としておくときれいに洗濯できます。

そして、洗濯ネットの大きさに合わせて折りたたむことでシワや型崩れを防ぎます。なお、詰め襟の前ボタンは取り外してからネットに入れましょう。

③洗濯機の「ドライコース」「手洗いコース」を洗濯

洗濯機で洗う場合は「ドライコース」や「手洗いコース」など水流が弱い洗濯方法で、おしゃれ着用洗剤（DELICATE SOAP / おしゃれ着衣類用洗剤）を使用して洗います。水温は30度程度に設定。ウール混合素材の場合は縮みを防ぐために30以下にします。また、他の洗濯ものと一緒に洗うと、色移りや糸くずやほこりが付く場合もあるので単独で洗いましょう。

④脱水は一分程度で済ませる

続いて脱水です。脱水するときもシワや型崩れを防ぐためにドライコースや手洗いコースなどを選択し1分程度で済ませるようにしましょう。

⑤ハンガーに吊るして陰干し

３：自宅でブレザーを洗うときのポイントは5つ

①洗濯表示に必ず従う

まず1つ目のポイントは、洗濯表示に必ず従うことです。洗濯をする前に、必ず洗濯表示を確認します。まず洗濯機洗いが可能なのか手洗いが可能なのかをチェックしてください。

また、自宅での洗濯が可能な素材なのかを確認し、縮んでしまうトラブルも避けるようにしましょう。特にウールはデリケートな素材なのでウールが50%以上の場合はクリーニングに出すことをおすすめします。ウール50%以下の場合や綿やポリエステル、アクリル素材などはご家庭で洗濯すると考えておくと良いでしょう。

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②しぼり過ぎは傷みやシワの原因に

2つ目のポイントは、しぼり過ぎに注意することです。せっかく丁寧に洗濯が出来ても、脱水でしぼりすぎてしまっては生地の傷みやシワの原因になってしまいます。そのため脱水する際も押し洗いの容量で丁寧に行ったり、洗濯機で脱水する場合は1分以内で終わらせるようにしましょう。

③洗剤は中性洗剤、おしゃれ着用洗剤を使用

3つ目は、ブレザーを洗濯する洗剤は中性洗剤、おしゃれ着用洗剤を選ぶことです。中性洗剤はウールやおしゃれ着、ドライマーク衣料用の洗剤です。市販されている洗濯用洗剤の中にはアルカリ性と中性洗剤があります。1つ目のポイントでも書きましたが、ウールはデリケートでアルカリに弱い素材です。したがってウール素材でも安心してお洗濯できる洗剤を使いましょう。おすすめの洗剤はこちらをご覧ください。

おすすめの商品

DELICATE SOAP / おしゃれ着衣類用洗剤

中性洗剤よりも天然繊維にやさしい弱酸性。ウールやシルクなどのデリケートな衣類にお使いいただけるおしゃれ着用洗剤です。縮みやシワを抑え、柔軟剤なしでふんわりと仕上がります。

おすすめの商品

DAILY SOAP / 衣類用洗剤

強力な再汚染防止機能を備え、衣類の黒ずみを抑えます。また中性なので色柄物も鮮やかに保つち。色移りを防ぐ機能も。嫌なニオイを防ぎ、部屋干しにも対応しています。

④ネットに入れる際はボタンをとめる

4つ目のポイントはネットに入れる際の注意点です。洗濯ネットにブレザーを入れる際は前のボタンやファスナーをとめることでシワや型崩れを防ぐことができます。また洗濯用ネットの大きさに合わせてたたむことで、ネットの中でブレザーが動いて生地が擦れることを防ぐ効果も。これによって生地の傷みやシワも軽減させることができます。

⑤乾燥は自然乾燥がおすすめ

5つ目のポイントは乾燥について。乾燥機での乾燥は生地を傷めたり型崩れを起こすためおすすめできません。また、乾燥機による熱を加える事で生地が縮む原因にもなりますので避けましょう。そして直射日光は変色や色あせの原因になるので、必ず風通しの良い場所で陰干しを。太めのハンガーを使うと空気の通りがよくなり早く乾かすことができます。