家事の中でも時間がかかる洗濯。正直、「めんどうだな」と感じる人もいるのではないでしょうか。
今回は少しでも洗濯にかかる時間や負担を減す洗濯の時短方法を紹介。 また後半では、時短洗濯に関するよくある質問に回答していきます。
効率的な洗濯方法を身につけましょう!
目次
1:洗濯は手間がかかる!3つの悩みを紹介
洗濯は、工程が多く手間がかかる家事のひとつです。「洗濯物を仕分けて洗う」「干す」「取り込んでたたむ」「収納」とたくさんの工程があります。さらには、素材に合わせて洗剤を選んだり、型崩れしないように、アイテムによって干し方を変えるなど、細かな作業も。ここでは、洗濯に関するお悩みを工程ごとに紹介します。
悩み①干す作業がめんどう
まずは、干す作業についてのお悩み。洗濯バサミで1つ1つはさんでいく作業がとにかく手間です。さらに、洗濯物の量が多いと、その分時間もかかります。また、冬場など気温が低い季節では、湿っている洗濯物をベランダで干していると、指先がどんどん冷えてきて、とても辛い作業になっていきます。
悩み②取り込む作業がつらい
2つ目のお悩みは取り込む作業。干した時と同様に、1つ1つ洗濯バサミから外して取り込む作業は、つい後回しになってしまいがち。さらに、取り込み忘れて夜遅くまで外に干し、夜露で湿ってしまったり、急な天候の変化で「せっかく洗った洗濯物がびしょぬれ.」というハプニングも絶えません。
悩み③たたむ作業が苦痛
3つ目のお悩みは、洗濯物をたたむ作業。取り込む作業までの段階で、かなりの労力を使っているのに、さらに、たたんで収納は辛いですよね。「すぐに着るし……」とソファーの上に山積みになっているご家庭も多いのではないでしょうか。
これら3つのお悩みを次の項目で解決していきましょう。
2:工程別!洗濯の時短テクニックを紹介
ここからは工程別に洗濯の時短テクニックを紹介します。先述した通り、洗濯は工程がとても多く、時間がかかります。そのため、それぞれの工程にかける時間を短くしていくことがポイントです。
洗濯機に入れる前〜洗い上がりまで
まずは、洗濯機に入れる前の段階でできる時短テクニックから洗い上がりまでにできる工夫を全部で3つ紹介します。洗濯前のひと工夫で洗い上がりまでの時間がぐっと短縮されます。
①カゴを使って洗濯物をわけておく
洗濯物を素材や色柄によって分ける工程は、洗濯する直前に行うのではなく衣類を脱いだ際に行いましょう。特に、家族が多い方や洗濯物が多いご家庭ではとても有効な時短テクニックです。
わけ方の例は、色柄物と白物、汚れがひどいものやおしゃれ着コースと通常コースなどがあります。さらに、仕分けるのも面倒という場合は、下記のような色移り防止効果のある洗濯洗剤や色移り防止シート(COLOUR & DIRT COLLECTOR / 衣類の色移り防止シート 30枚入り)を使用することもおすすめです。
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DAILY SOAP / 衣類用洗剤
強力な再汚染防止機能を備え、衣類の黒ずみを抑えます。また中性なので色柄物も鮮やかに保つち。色移りを防ぐ機能も。嫌なニオイを防ぎ、部屋干しにも対応しています。
②細かなものはネットに入れる
靴下やハンカチ、下着などの細かなものは、洗濯機の中で散らばりやすく干すときに片方が見つからないことも。探す手間を省くには、脱いだ際にネットに入れる習慣をつけると◎。
③スピード機能を使う
洗いにかかる時間を短くしてみましょう。洗濯機のスピードコースで洗うと、標準コースより約10分短縮できます。さらに、汚れが少ない洗濯物やデリケートな衣類は洗う時間を短時間ですませる事で、生地が傷みにくいメリットもあります。
干す工程
続いては、干す工程での時短テクニックです。ここでは、「外干ししなければいけない」という概念を一度手放して考えてみましょう。また、便利アイテムの活用も検討してみてください。
①動線の工夫
洗濯機から遠い場所に干すスペースがある場合、干す場所を改めてみましょう。洗濯機から干場まで何往復もしたり、重たい洗濯物を運ぶのは時間も労力もかかります。
具体的には、階段をのぼらなくてよい場所を室内干しスペースとして確保したり、浴室で乾燥機能を使用するのもおすすめです。さらに、室内干しでも臭いが気にならないような洗剤や除菌剤(部屋干し臭から衣類をまもる洗濯除菌剤)を選ぶこともポイントです。
②ハンガーのタイプを工夫する
干す作業と取り込む作業が時短になる便利アイテムがたくさんあります。具体的には、洗濯ばさみで干すタイプのものの中で、取り込む時に一気に取り外せる機能がついた商品がおすすめ。また、複数のハンガーが連なっている商品もあります。
取り込む工程
取り込む工程での時短テクニックを確認しましょう。取り込んでたたむ作業は洗濯の中でも不人気な作業。カラーボックスをつかったり、収納を活用して手間を省きましょう。
①畳まない選択肢を検討する
洗濯物をたたまない導線づくりもおすすめです。ハンガーに掛けたままクローゼットに収納をすれば、畳む時間が減らせます。また、タオルや靴下など、シワになりにくいものは畳まず収納ケースに入れたり、家族ごとにカゴに入れてそれぞれでたたんでもらうなど工夫してみましょう。
3:時短洗濯にまつわるFAQ
ここからは時短洗濯にまつわる質問や、疑問を紹介していきます。
Q1.スピードコースだと汚れが落ちないのでは?
確かに汚れがひどい衣類をそのまま洗濯機に放り込んでは、汚れを完全に落とすことは難しいです。しかし、適切な洗濯物の量を守ったり正しい洗剤の容量を守れば問題ありません。
ただし、毎回スピードコースを選択すると少しずつ汚れが蓄積して、くすみや臭いの原因に。そのため、スピードコースと標準コースの使い分けが大切です。
また、時間があるときに衣類のつけ置きをするのもおすすめです。衣類を酸素系漂白剤につけ置きすることで、蓄積した汚れを落とし繊維のリフレッシュさせることができます。
Q2.みんなはアイロンをかけているの?
アイロンがけは必ずしも必要ではありません。アイロンがけが必要な衣類はなるべく避け、シワがつきにくいようなものを購入するとアイロンがけの時間を省けます。また、最近の洗濯機にはシワを伸ばす機能がついているため、活用してみましょう。
また、シャツやスラックスなどどうしてもアイロンが必要な場合は、アイロン台も出し入れしやすいものを選んだり、コンパクトなハンディタイプのアイロンを使うこともおすすめです。
Q3.どんなかごに分類すればいい?
洗濯かごを複数個用意して「手洗いコース」「色柄物」「汚れもの」などラベリングしておくのも良いでしょう。また、作業着や野球のユニフォームなど予洗いが必要なものは別途バケツの準備がおすすめです。
4:まとめ 洗濯の時短は各工程で工夫が大切
今回は、洗濯の時短テクニックを紹介しました。少しの工夫で洗濯にかかる時間を短くすることができます。便利なアイテムやグッズなども上手に使いながら、工程が多い洗濯でも時短にしていきましょう。時短でできた時間で体を休めたり、自分の好きなことをする時間が確保できたりします。ぜひ今回のテクニックをお試しください。