ビーズクッションは意外と家で洗濯できることをご存知ですか?今回の記事では、ビーズクッションの家での洗濯方法や、おすすめの洗濯用品について紹介いたします。本記事を読み、汚れてきたビーズクッションをきれいにして、気持ちよく1日を過ごしましょう。
目次
1.ビーズクッションは自宅で洗濯可能?
ビーズクッションは、洗濯表示に「水洗い禁止(洗濯不可)」のマークが無ければ、家庭で洗濯できます。ちなみに「水洗い禁止」のマークは、おけにバツ印が書かれた図です。洗濯方法には、「洗濯機洗い」と「手洗い」の2つがあります。
洗濯機では洗濯できない(コインランドリーもNG)
洗濯表示に「洗濯マーク」があれば、洗濯機で洗えます。しかし、ビーズクッションのカバーが破れて、中身のビーズが飛び散り大変だったという事例もよくあるため、洗濯機の使用はおすすめしません。なかには、ビーズが原因で洗濯機が壊れるという最悪のケースもあります。特にパワーの強いコインランドリーの洗濯機の利用は避けてください。
それでも、もし洗濯機でビーズクッションを洗いたい場合は、必ず洗濯ネットに入れて、手洗いコースを使用しましょう。
手洗い洗濯を推奨
「洗濯マーク」の表示があった場合でも、基本的には手洗いがおすすめです。ビーズクッションが破れてしまい、大惨事を招くリスク回避にもなりますが、そもそもビーズクッションの汚れ自体、汗や皮脂など落ちやすい汚れが多く、手洗いでも十分洗濯できるからです。
汚れによっては丸洗いの必要がなく、部分洗いで済むこともあります。部分洗いの場合には、乾かす時間も短くて済むので、乾かす手間も省けるでしょう。
ビーズクッションのタグを確認しよう
洗濯する前には、ビーズクッションの洗濯表示を必ず確認しましょう。そもそも家庭で洗濯できない場合もあるので気をつけましょう。
おけに手を入れている表示のみの場合は、洗濯機の使用ができず、おけにバツ印が書かれた表示がある場合には、家庭で洗濯できません。
★家庭で洗濯できない場合には、クリーニングに出す必要があります。なお、「洗濯マーク」について詳しく知りたい方は、【洗濯マークの正しい見方】見るべきポイントはここ!簡単なチェック方法とは?もご覧ください。
洗濯表示のマークの意味を理解し、洗濯タグの記載内容に従い、正しい取り扱いをしましょう。
2.ビーズクッションの正しい洗い方・乾燥方法とは?
ビーズクッションの洗濯方法は、洗濯機洗いよりも手洗い方法がおすすめです。手洗いでの洗濯方法を詳しく説明するので、ぜひ家庭でビーズクッションを洗濯する際の参考にしてください。
◎用意するもの
ビーズクッションを洗濯する際、必要なものは以下の4つです。
- 中性洗剤、もしくはおしゃれ着洗剤(DELICATE SOAP デリケート衣類用洗剤)
- 30〜40度程度のぬるま湯
- 大きめのバケツ、もしくはおけ
- バスタオル
使用する洗剤は、普通の洗剤でも洗えますが、中性洗剤、もしくはおしゃれ着洗剤などのデリケートな生地に対応した洗剤の方が、生地を痛めないのでおすすめです。
◎洗濯の手順
ビーズクッションの手洗い方法は、以下の6ステップです。
- 洗濯液を作成
- つけ置き
- 押し洗い
- すすぎ
- 脱水
- 感想
それでは、各ステップについて詳しく説明します。ぜひ家庭でビーズクッションを手洗いする際の参考にしてみてください。
1.洗濯液を作成
まずは、洗濯液を作ります。バケツ、もしくはおけに、30℃〜40℃のぬるま湯を用意し、そこへ中性洗剤、もしくはおしゃれ洗剤(DELICATE SOAP デリケート衣類用洗剤)を適量入れてよく混ぜます。
もしビーズクッションのサイズが大きくて、バケツ、もしくはおけに入らない場合は、浴槽を利用しましょう。
2.つけ置き
作成した洗濯液に、ビーズクッションをつけて置きます。つけて置く時間は、汚れや臭いの程度で変わりますが、ひどい場合は、20〜30分程度つけて置きましょう。
汚れも臭いもそこまでひどくない場合には、数分程度つけたら、すぐに次のステップに進んでも問題ありません。
3.押し洗い
ビーズクッションを洗濯液に浸しながら、押し付けて洗います。ビーズクッションの中身は、発泡スチロールのため水分を吸い込みません。
そのため、洗濯液の中に押し込んで、汚れを外へ出すようにしっかりと洗いましょう。パンをこねる時のように、何度も押し付けるイメージです。
4.すすぎ
汚れた洗濯液をきれいなぬるま湯と入れ替えて、ビーズクッションの中に洗剤が残らないように何度もすすぎます。押し洗いの時と同様に、押し付けるようにすすぎましょう。
時々ビーズクッションを裏返すと、きれいにすすげます。新しく入れ替えたぬるま湯に、泡がなくなり、濁らなくなったら完了です。
5.脱水
ビーズクッションに含まれた水分を絞って、ある程度水気を取ったら、バスタオルを使用して脱水します。包んだり押し付けたりして、ビーズクッションの中に水気が残らないよう、きちんと水気を取ります。
もし洗濯機で脱水をしたい場合には、長時間の高速回転は避けましょう。高速回転での脱水は、ビーズクッションの破損の原因となり、中のビーズが飛び出す恐れがあります。
6.乾燥
きちんと脱水ができたら、形を整え、平らな場所に置いて乾燥させます。ビーズクッションの素材は熱に弱いものが多いため注意。ドライヤーや乾燥機の使用はやめましょう。
風通しの良い場所で自然乾燥・陰干しがオススメです。サイズの大きいものだと乾燥までに数日を有するため、晴れの続く日に洗濯をすると良いでしょう。
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DAILY SOAP / 衣類用洗剤
強力な再汚染防止機能を備え、衣類の黒ずみを抑えます。また中性なので色柄物も鮮やかに保つち。色移りを防ぐ機能も。嫌なニオイを防ぎ、部屋干しにも対応しています。
3.汚れ防止。ビーズクッションにはカバーをつけるのがおすすめ
ビーズクッションには、カバーをつけるのがおすすめです。なぜなら、カバーをつけることで、汚れた際にはカバーのみの洗濯で済むからです。ビーズクッションを丸ごと洗うのは、かなり労力がかかるためカバーを利用しましょう。
カバーを利用するメリット
カバーを利用するメリットには、汚れても簡単に洗濯ができる以外に、以下3つのメリットがあります。
- 清潔に利用できる
- 形を維持する効果がある
- 多彩なデザインのカバーを楽しめる
清潔に利用できる
カバーであれば手軽に洗濯ができるため、定期的に洗うことで、清潔な状態で利用できます。
形を維持する効果がある
カバーを利用すると、ビーズクッションの伸びを防ぎ、座り心地の変わらぬ形を維持できます。
多彩なデザインのカバーを楽しめる
さまざまなブランドが、多彩なデザインのビーズクッションカバーを販売しているので、インテリアとしても楽しめます。ぜひ、カバーを利用し、快適なビーズクッションライフを送りましょう。
4.まとめ
ビーズクッションは、「洗濯機洗い」と「手洗い」2つの方法によって、家庭で洗濯ができます。しかし、洗濯表示によっては、手洗いのみしかできないもの、家庭では洗濯ができないものもあります。
ビーズクッションは、洗濯機洗いのできるものでも、基本的には手洗いがおすすめです。洗濯機で洗い、ビーズクッションが破損し中身が飛び散ると最悪の場合、洗濯機の故障にもつながります。
ビーズクッションの手洗い方法は、洗い方から乾かし方まで、6ステップで詳しく解説しましたので、ぜひ参考にしてみてください。クッションカバーも上手に利用して、快適なビーズクッションライフを送りましょう。