ジム帰りの洗濯物を放置はNG!臭いをおさえる洗濯方法を紹介

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運動不足の解消や、健康志向の高まりからスポーツジムに通っているという方も多いですよね。汗を流してすっきり爽快!なはずなのに、ジムウェアから嫌な臭いがすることはありませんか?

回は、ジムウェア特有の生乾き臭が起こる原因と臭いをおさえる洗濯方法を紹介します。

目次

  1. ジムで使ったスポーツウェアの放置は臭いの原因に!
  2. ジムウェアのおすすめ濯方法を5つのステップで紹介!
  3. ジムウェアの洗濯は3つの注意点を守ろう
  4. ジムウェアの洗濯におすすめの洗剤は?
  5. まとめ ジムウェアの洗濯は注意点を守って行いましょう

 

1:ジムで使ったスポーツウェアの放置は臭いの原因に!

ジムで使ったスポーツウェアを、汗びっしょりのまま洗濯物入れに入れていませんか?ジムウェアについた汗をそのままにしておくと、臭いのもとになる菌やバクテリアが増殖してしまいます。

さらに、カビの発生につながることも。そうなると、さらに洗濯が大変になってしまいます。そのまま放置することだけは絶対に避けましょう。ジムから帰宅した後は、なるべくすぐに洗濯を。どうしても難しい場合は、ウェアをバッグから出しハンガーにかけて風通しのよい場所で干して下さい。

汗と皮脂汚れで雑菌が大量繁殖!

どうしてジムウェアは臭いがつきやすいのでしょうか?原因は、菌やバクテリアが汗や皮脂汚れをもとに大量繁殖し、臭いを発生させることにありました。さらに、ジムウェアはポリエステルなどの合成繊維が使われることが多いため、繊維が細かく汚れや洗剤がつまりやすい点も臭いの原因になってしまいます。

そのため、スポーツウェアを洗濯する際は、ひどく汚れたものやタオルなどと一緒に洗濯することは控えましょう。

すぐに洗濯できない時は干そう!

ジムから帰ってきてすぐに洗濯ができない場合もありますよね。そんな時は、風通しの良い場所で干しておきましょう。

汗を含んだまま放置して菌が繁殖すると、不快な臭いの原因になります。そのため、すぐに洗濯できない場合は、ハンガーにかけて風を通して菌の繁殖を防ぎましょう。


2:ジムウェアのおすすめ濯方法を5つのステップで紹介!

ここからは、臭いをおさえるジムウェアの洗濯方法を5つのステップでご紹介していきます。ジムから帰ってきたら、できるだけ早く洗濯しておきましょう。

STEP①洗濯表示のチェック

まずは洗濯表示をチェックしましょう。ジムウェアは水洗い可能な素材のものがほとんどですが、念のため確認します。そして、レギンスやスポーツブラなど肌に直接身に着けるジムウェアは、裏返しにして洗濯をすることをおすすめします。 

裏返すことで汗や皮脂が付着しやすい部分をしっかり洗うことができ、菌が繁殖しにくくなり、臭いを防ぐために効果的です。

STEP②お湯で予洗い

次に、お湯で予洗いをしていきます。お湯を使うことで汗や皮脂などのタンパク質汚れを落としやすくし、洗剤が繊維になじみやすく汚れを落としやすい状態にしておきます。また、洗剤を使わなくても落とせる汚れはこの時点で落とす事で、洗剤の使いすぎも防ぎます。

STEP③中性洗剤を含ませて手洗い

予洗いが終わったら、中性洗剤(DAILY SOAP clear / 皮脂・油汚れ衣類用洗剤)を適量含ませて手洗いしましょう。特に、汗や皮脂がつきやすい脇や背中、アンダーバストの部分はしっかり洗います。

ここでの注意点は、洗剤は使い過ぎないということです。臭いや汚れが気になると、洗剤を多く入れた方が綺麗になるのではないかと思ってしまいますが、これでは逆効果です。洗剤残りが菌やバクテリアを引き寄せてしまう事につながります。そのため、洗剤をよく確認し、パッケージに書かれている規定量で洗いましょう。

STEP④ぬるま湯でよくすすぐ

洗剤で洗い終えた後は、ぬるま湯でよくすすぎます。洗剤をしっかり落とすことで菌やバクテリアが繁殖することを防ぎます。濁った水が出てこなくなるまで、2〜3回、水を取り替えながらしっかりすすぎましょう。

STEP⑤洗濯機で軽めに脱水

すすぎが終わったら最後は脱水をします。ジムウェアには薄い素材が多いので、シワを防ぐために、脱水は短時間で行います。または、バスタオルなどにウェアを挟み、軽い力でトントン叩く事で脱水することもできます。

洗う衣類が少量の場合はこの方法も試してみてください。脱水が終わったら、すぐに風通しの良い場所で干しましょう。

洗濯機の場合は手洗いコースを使おう

ここでは、手洗いする方法をご紹介しましたが、洗濯機で洗う場合は手洗いコースを選び、洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。洗濯のステップは手洗いと同じで問題ありません。

3:ジムウェアの洗濯は3つの注意点を守ろう

ここまで、ジムウェアの洗濯方法についてご紹介してきました。ここからは、ジムウェアを洗濯する際の注意点を3つご紹介します。注意点に気を付けて洗濯をし、お気に入りのジムウェアを長く快適に身に着けられると嬉しいですよね。

①他の衣類と分けて洗う

ジムウェアは他の衣類とはわけて洗いましょう。ジムウェアは柔らかい素材で出来ている事が多く、他の衣類と一緒に洗うことで摩擦が発生し、生地が痛んだり、擦れて色褪せしてしまうことがあります。これらのことから、ジムウェアは単体で洗いましょう。

また、ジムで使ったタオルや綿のTシャツも一緒に洗いたいところですが、綿素材からは糸くずが落ちやすく、ジムウェアに付着し、毛玉の原因になることもありますので避けましょう。

②柔軟剤を使うと汚れが落ちない可能性も

肌ざわりをよくする効果がある柔軟剤も、使用には注意が必要です。ジムウェアはポリエステル素材が多く使われるため、繊維が細かく、柔軟剤の成分が繊維の隙間に入り込んでしまうことで、汚れが落ちにくくなってしまう可能性があります。

汚れが残っている状態ですと、臭いのもととなる菌やバクテリアを増やすことになります。そのため、ジムウェアを洗濯する際は柔軟剤は使わないようにしたり、使用量を規定よりも減らしたりしましょう。

③乾燥機能は使わない

ジムウェアを乾かす際に乾燥機能は使わないようにしましょう。乾燥させる際、高温になることで、化繊由来のジムウェアは型くずれしてしまいます。また、吸水性や速乾性などの高機能素材はデリケートですので、乾燥機能の使用は避けましょう。必ず、風通しの良い場所で自然乾燥させてください。

4:ジムウェアの洗濯におすすめの洗剤は?

さて、ここまでジムウェアの臭いをおさえる洗濯方法と、注意点についてご紹介してきました。ここからは、ジムウェアを洗う際におすすめの洗剤についてご紹介します。ジムウェアの素材や汚れ具合に合わせて使い分けてみてください。

タンパク質汚れの汗には弱アルカリ性の洗剤がおすすめ

ジムウェアについている主な汚れは、汗や皮脂といったタンパク質汚れです。これらの汚れを落とすためには、弱アルカリ性の洗濯洗剤がおすすめです。アルカリ性にはタンパク質を溶かして落とす作用があります。

なお、ジムウェアにはあまり使われていませんが、シルクやウールといった動物性繊維にはアルカリ性洗剤は使えません。

デリケートな素材の場合は中性洗剤を活用しよう

色柄ものや、高機能素材などのデリケートなジムウェアには中性洗剤がおすすめ。繊維に優しく汚れを落とすことが出来るので軽い汚れや、長く身に着けたいジムウェアには安心です。

DAILY SOAP clear / 皮脂・油汚れ衣類用洗剤は皮脂やタンパク質汚れを優しく落とせるうえに、安心な中性の洗濯洗剤。頑固な汚れには直接塗布して使うこともできます。皮脂汚れの分解に特化した、ジムウェアの洗濯におすすめの中性洗剤です!

 

5:まとめ ジムウェアの洗濯は注意点を守って行いましょう

ここまで、ジムウェアの気になる臭いをおさえるポイントや洗濯方法をご紹介してきました。まずは放置せずすぐに洗濯をする事が1番のポイントでしたね。ジムウェアについた汚れを素早く落として、臭いのもととなる菌を発生させないことが大切です。また、柔軟剤や乾燥機も極力使わないようにするのも大切です。

お気に入りのジムウェアを長く快適に身に着け、ジムライフを楽しんで下さい!

著者

Kazama

洗濯もライティングも絶賛修行中の元アパレル店員。
この情報もっと早く知りたかった!と、シミになったお気に入りの服を想いながら書いています。

監修者

w_mashimo

クリーニング事業用の機械・洗剤・備品を扱うクリーニング機材商の(株)光栄産業にて勉強中。2014年に長く従事したアパレル業を辞め転職。家庭用向けケアブランド 『DAILY CLEANERS & CO-』も運営。
酒と肴をこよなく愛しています。一猫一女と日々格闘中。

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