ヨガをする際に欠かせない「ヨガマット」。
あまり汚れる印象はありませんが、パッと見では分からない残った皮脂や水分のせいで、落ちにくい汚れや嫌な臭いにつながることも。
毎日ちょっとしたお手入れを続けることで、ヨガマットの劣化を防いで、長く使うことができますよ。
今回は、基本的なお手入れから素材別のお手入れ方法、保管の仕方を解説していきます。
目次
1:使った後の基本的なお手入れって?
特殊な素材のヨガマットを除く、ほとんどのもので共通するベーシックケアをご紹介。使った後に毎回行うと、汚れや臭いが定着しづらくなりますよ。
◎手順
① 軽く湿らせた柔らかい布で、ヨガマット全体を拭く
② 残った水分を乾いた布で拭き取る
③ 風通しの良い場所で陰干し
④ 完全に乾いたことを確認したら、ロール状に巻いて保管
2:汚れ、臭いの落とし方は?
汚れや汗が気になる時は、中性洗剤(DAILY SOAP / 衣類用洗剤)をお湯で薄めてから、布に湿らせ、汚れを拭き取ります。汗や汚れが取り除かれることで、同時に臭いもケア。
臭い対策には消臭スプレーもおすすめです。ヨガマット表面の汗や汚れなどを軽く拭き取ってから使用してください。
専用のアロマスプレーを使えば、香りに癒されながらヨガを楽しむことが出来ますよ。
おすすめの商品
DAILY DEODORANT / 衣類用消臭剤
香料でごまかさず、悪臭の元から無臭化する消臭剤。高濃度の銀イオンを配合しているので除菌抗菌効果もあります。植物由来成分(でんぷん)を使用しているので小さなお子様、ペットのいるご家庭にも安心です。
3:素材別のお手入れ方法。洗濯機可のものも!?
先でご紹介したベーシックケアが基本ですが、素材によっては異なる洗い方や、抑えておくべき素材の特徴があります。お手持ちのヨガマットの素材を確認してからお手入れをしてみてくださいね。
PVC(ポリ塩化ビニル)や天然ゴム、ポリウレタン
水洗いは不可。 1:使った後の基本的なお手入れって?の方法でお手入れしましょう。
基本的に熱に弱い素材のため、乾燥機は絶対にNG!また水分を嫌う性質を持っているので、加水分解を防ぐ為に、風通しの良い場所で干したり、乾燥剤を併用すると良いでしょう。
TPE(熱可塑性エラストマー)
TPEは水に強い素材のため、水洗い(水拭き)が可能。ただし、洗濯機や乾燥機を使用するのはNGです。
畳や麻
畳や麻は繊細なケア方法が必要。汚れた部分を、洗剤を含ませた布でトントンと優しく叩くようにお手入れしてください。
◎ワンポイントアドバイス
上述したように、洗濯機OKなヨガマットは少なめ。ですが最近は洗濯可と謳った商品もあるため、購入前に確認してみましょう。
また、ヨガマットの上に敷き直接ヨガマットに汚れが付着するのを防ぐ、ヨガマット専用のタオルもあります。上手に活用してみましょう。
加えて、裏表、上下を変えてまんべんなく使用することや、こまめなお手入れを心掛ければ、より長く使うことが出来ますよ。
4:ヨガマット保管方法が知りたい
ヨガマットは丸めてケースに入れるのがベスト。また、直射日光を避けて、高温にならない場所で保管しましょう。
そのまま放置すると、使用後のヨガマットには見えない汚れや皮脂、水分が残っている上、埃も付着。
また紫外線の影響で、乾燥、変色の原因になることがあります。
5:まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヨガマットをお手入れする際は、軽く湿らせた柔らかい布で拭くようにしましょう。水分はしっかりと乾かし、ロール状にしてケースで保管するのが◎。
素材によっては洗濯機でケアできるため、購入時に確認を。水洗いしにくいものは、使い方を工夫したり、こまめにお手入れすることで、長く使うことができます。
毎日のちょっとしたケアで、ヨガをより快適に楽しんでくださいね!