台風シーズンのお洗濯はどうする?強風や雨の日の対処方法をご紹介!

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台風がくると部屋干しが増えますね。

今回はそんな台風シーズンの際に気をつけたい、お洗濯のポイントについてご紹介します。

目次

    1. 台風の日の洗濯は要注意
    2. 強風や大雨の場合の洗濯は?
    3. 強風でも外干ししてもOK?
    4. 部屋干しが安全!部屋干しのデメリット対処法は?
    5. まとめ 

1.台風の日の洗濯は要注意

台風など非常に強い風がある場合、注意したいのは洗濯物が飛んでしまうことだけではありません。風の強さによっては、洗濯物を干している物干し竿そのものが飛んでしまう場合があり、とても危険です。

物干し竿が飛ぶと、周囲の家の備品を壊してしまったり、車や人に当たってしまう可能性も...

実際に、強風の日に物干し竿が落ちてきた事故は多く発生していて、落ちた物干し竿が人や車などに当たってしまった場合は、賠償責任が発生します。

2.強風や大雨の場合の洗濯は?

台風といえば、強風や大雨が特に気をつけたいポイントですよね。そんな時の洗濯時の対策として、除湿機などの家電を使う方法や、コインランドリーを利用する方法があるので、詳しく説明します。

・コインランドリーの乾燥機

乾燥機のサイズによりますが、¥100/6~12分程度です。途中で扉の開閉も出来るので、状態を確かめながら使えますよ。

・エアコン・除湿機・サーキュレーター・扇風機を併用する

窓側ではなく、部屋の中央に干す方が、乾き易いです。また大雨の日は外が多湿で湿気が入ってくるので、窓は開けずに使うことが良いです。

・浴室乾燥

多湿にならない様に、入浴後ではなく、入浴前に使いましょう。扉を少し開け、扇風機で風を送り、空気を対流させると乾き易いです。

3.強風でも外干しはしてもOK?

強風の日は砂埃などが舞いやすいので注意が必要です。

それでも外干しする際は、飛ばされないように洗濯バサミやフック付きのハンガーを使用することがおすすめです。

また、紫外線は色褪せ・変色の原因となりますので、大切な洋服や濃色のものは陰干しが良いでしょう。

ただ、前述した通り風の強さによっては、洗濯物を干している物干し竿そのものが飛んでしまう場合も。危険ですので、外干しは控えることがベストです。

4.部屋干しが安全!部屋干しのデメリット対処法は?

部屋干しが安全なのはわかっているけれど、臭いや生乾きなど気になるポイントはたくさんありますよね。

以下のポイントに注意しながらお洗濯をしてみてはいかがでしょうか。

・洗濯編

①洗濯物は詰め込みすぎない

まとめ洗いや週末洗いをする方は、洗濯物を詰めすぎてしまうことがあるのでは?

1回の洗濯物の量が多いと、洗剤の成分が行き渡らずムラになります。洗濯機に入れる量は7~8割にとどめ、できるだけ分けて洗ってあげると、汚れをしっかりと落とすことができますよ。

②洗浄力のある洗剤を使う

日常生活で衣類に付く汚れには、弱アルカリ性の洗剤が効果的です。

皮脂汚れ・油汚れ・食べこぼしなどの汚れのほとんどは酸性。その反対の性質である弱アルカリ性の洗剤を使って汚れを中和することで、汚れ落ちがよくなる仕組みです。

臭いや汚れがこびりついたものは、洗濯前につけおきしてみてくださいね。

よりしっかりと汚れを落とすには酸素系漂白剤が入った洗剤を使う、もしくは洗剤と酸素系漂白剤を併用しましょう。

市販されている部屋干し用洗剤には、そのほとんどに酸素系漂白剤が含まれています。

③すすぎに残り湯を使わない

洗濯する時に、節水としてお風呂の残り湯を使う方も多いのではないでしょうか。 しかし、その残り湯には汚れがたくさん含まれていて、生乾き臭の原因になってしまいます。

お風呂の残り湯を使う場合は、洗いの段階までが許容範囲。すすぎは通常通り、水道水の使用がおすすめです。

せっかく洗った洗濯物に、すすぎの段階で残り湯に潜む雑菌が付着してしまう…なんてことにならないように気をつけましょう!

④すすぎは最低でも2回行う

すすぎは洗いの工程で汚れた水を、綺麗な水で薄めて排水する作業です。すすぎが甘いと、雑菌が残ったまま洗濯を終えることになるので、嫌な臭いがする・汚れ(黒ずみ)が蓄積する原因につながります。

すすぎは最低でも2回行い、十分な水量で汚れをしっかりと落とすことが大切です!

・干す時編

①洗濯が終わったらすぐに干す

湿った洗濯物を洗濯槽に長時間放置していると、雑菌が増殖してしまいます。脱水が終わったら即行動!すぐに干すようにしましょう。

臭いがするということは、「汚れを落としきれていない」証拠でもあるので、洗濯方法も見直してみてくださいね。

②洗濯物の表面積が外気に触れるように干す

水分を早く乾かすためには、干し方も大切です。生地ができる限り外気に触れるよう干すことがポイント。

ハンガーも太めのものを使うようにすると、中の部分も風通しがよくなり、速く乾きますよ。

《Tシャツ、シャツ、靴下》

ハンガーにかけたら、前後がはりついている身頃や袖をはがしてから干しましょう。靴下なども同じく、空気を含ませるように広げてあげてください。

《デニム》

ポケットの内側は乾きにくいので裏返しましょう。ピンチハンガーで筒状に干すと、空気が通り乾きやすくなります。

《パーカー》

フード部分が乾きにくいパーカーは、物干し竿の先端にフード部分をかけて干すと良いでしょう。

《バスタオル》

ピンチハンガーを使って、縦のじゃばら状にすると◎。二つ折りでの干し方は風通しが悪くなってしまうのでおすすめできません。

③ハンガーを駆使する

ハンガーであれば厚みのあるものを使って、衣類の中に空気が入るようにすれば、乾燥しやすくなります。基本的には、干す間隔を広げましょう。 また、ピンチハンガーの場合はアーチ干しやタオルなら蛇腹干しがオススメです。

5.まとめ

今回は台風時の洗濯方法についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。

台風の時期はなかなか外干しお洗濯ができずもどかしいですが、今回紹介した方法をぜひ実践してみてください。

著者

NatsumiKawai

普段はバックオフィスのお仕事をしながら、旅行記事を中心にライターとしても活動中。洗濯についてはまだまだお勉強中です。

監修者

w_mashimo

クリーニング事業用の機械・洗剤・備品を扱うクリーニング機材商の(株)光栄産業にて勉強中。2014年に長く従事したアパレル業を辞め転職。家庭用向けケアブランド 『DAILY CLEANERS & CO-』も運営。
酒と肴をこよなく愛しています。一猫一女と日々格闘中。

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