サンダルの洗い方を素材別に解説!汚れの予防方法や臭いのとり方についてもご紹介します。

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春から秋口まで長く活躍するサンダル。明るいカラーや白物だと、特に汚れが目につきやすいものです。

サンダルは素足のまま履くため、汗の臭いが気になる方も多いのではないでしょうか。

こまめにサンダルを洗う・お手入れし、履く前にサンダルや足の消臭対策をすることが、サンダルを綺麗に保つポイントです。

今回は素材別サンダルの洗い方や、臭いの取り方をレクチャーしていきます!

目次

  1. お手入れする前に準備するものって?
  2. 人気素材別!基本のサンダルの洗い方とは?
    1. ラバー(テバ、シャカ、クロックス
    2. 布製
    3. コルク
    4. 本革・合皮
    5. スエード・ヌバック(ビルケン)
  3. 汚れを予防する方法はある?
  4. 臭いのとり方が知りたい!
  5. 保管方法は?
  6. まとめ

1:お手入れする前に準備するものって?

・歯ブラシ(靴ブラシ)
布巾orタオル
・衣類用中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
・メラミンスポンジ(激落ちくんなど)

の4点を用意しておくと安心です。

革や合皮など水洗い不可のものは、

・ブラシ
・革、スウェード用のクリーナー
布巾orタオル

を準備してください。また、お手入れ後のために防水スプレーがあると◎。

2:人気素材別!基本のサンダルの洗い方とは?

サンダルにはスポーツサンダル(tevaなどのラバーサンダル)や、スエードサンダルなど、様々な素材を使ったものがあります。それぞれの種類に合わせてお手入れの仕方を変えましょう。

1.ラバー(テバ・シャカ・クロックスなど)

◎手順

①洗剤を溶かしたぬるま湯でつけ置きする

水洗いしやすい素材のため、汚れが気になったら気兼ねなく洗ってOKです!

②歯ブラシやタオルでこする

③よくすすぎ、風通しのよい日陰で干す

2.布製

◎手順

①歯ブラシ(靴ブラシ)でブラッシングをする

先に不溶性の汚れを落とします。

②洗剤を使いながら、歯ブラシorメラミンスポンジでこする

色落ちする場合があるため、靴用もしくはおしゃれ着用洗剤(DELICATE SOAP / おしゃれ着衣類用洗剤)の使用がベターです。

③よくすすぎ、風通しのよい日陰で干す

◎注意点

装飾や異素材があるものは水洗い出来ません。固く絞ったタオルで部分的に叩く&拭きましょう。

ウエッジソールの汚れのみであれば、同じ様に絞ったタオルで軽く拭いてください。

3.コルク

◎手順

①中性洗剤と少量の水で洗浄液を作り、歯ブラシorメラミンスポンジでこする

②絞ったタオルで水拭きし、風通しのよい日陰で干す

③乾燥後に、乾いた歯ブラシなどで軽くブラッシングする

コルクの風合いを復活させます。

4.本革・合皮

水洗いはNG。革専用のクリーナーでお手入れしましょう。または固く絞ったタオルで軽く拭いてください。

本革は乾燥に弱いため、水拭きしたあとは専用のクリームを塗ると◎。革が長持ちします。

5.スエード・ヌバック(ビルケンシュトック)

基本的に水洗いNGです。ブラシもしくは布巾で汚れやホコリを落とします。終わったらブラシで毛並みを整え、乾燥させてください。

スエード専用の消しゴムもあるため、活用してみるとよいでしょう。

※スエード→おもに豚革の裏側 ※ヌバック→おもに牛革の表側

3:汚れを予防する方法はある?

履く前や洗った後は防水スプレーをしてください。雨などの水シミだけでなく、汚れの定着も防ぐことができます。

レザー・ヌバック等はシミになる可能性もあるため、全体にまんべんなく吹き掛けましょう。※ヌバック等の専用スプレーもあります。

4:臭いのとり方が知りたい! 

【サンダル】

履いた後は、汗や汚れをこまめに拭き取る

嫌な臭いは足の皮脂汚れを原因とする雑菌から発生しています。雑菌(バクテリア)が繁殖しやすい環境にしない様、心がけましょう。

靴用の消臭スプレーを使う

悪臭の原因となる雑菌を手軽に抑えることができます。

お茶パックなどに重曹を詰めて、サンダルの中に入れる

臭いの成分は酸性のため、その臭いを中和して消す弱アルカリ性の重曹を活用すると◎。臭いを消すだけでなく除湿効果も期待できます。

サンダルを連日履かない

前日の汗が残った状態で着用すると、雑菌が繁殖する原因になります。

洗ってニオイを取る(熱湯消毒)

見た目も臭いのケアもできるため、定期的にお手入れをすることをおすすめします。

また、臭いの原因となる菌は熱湯に弱いものが多いため、1時間程度熱湯でつけ置きすることが効果的な場合も。ただし素材によっては変形や変色の原因となるため注意しましょう。

【足】

足をきれいに洗う

指の間までしっかりと洗いましょう。臭いが気になりやすい方には足洗いソープなど、足専用のアイテムを使用してみてください。

足裏の角質ケア

角質自体に臭いはありませんが、足裏の菌が角質を分解すると嫌な臭いが発生。菌は角質の中にも潜んでいるため、角質ケアも大切です。

5:保管方法は?

夏が終わるとしばらく出番がないサンダル。しまう前に汚れや臭いのケアを忘れずに!

シューキーパーで型崩れを防止+重曹等で除湿をして保管すると次のシーズンも気持ちよく使用できるでしょう。

6:まとめ

サンダルの洗い方はとっても簡単。

まずは歯ブラシなどで軽くブラッシングをし、不溶性の汚れを落としましょう。

次に水洗い/濡らしたタオルで拭く/専用クリーナーで汚れを落とすなど、素材にあった方法でお手入れをします。

乾かす際は、直射日光の当たる場所を避け、風通しの良い場所で陰干ししてください。

仕上げに防水スプレーをかけることで汚れもつきにくくなりますよ。

汚れや臭いが気になりやすいサンダル。毎日気持ちよく履けるように、定期的にお手入れをしましょう!

著者

Kazama

洗濯もライティングも絶賛修行中の元アパレル店員。
この情報もっと早く知りたかった!と、シミになったお気に入りの服を想いながら書いています。

監修者

w_mashimo

クリーニング事業用の機械・洗剤・備品を扱うクリーニング機材商の(株)光栄産業にて勉強中。2014年に長く従事したアパレル業を辞め転職。家庭用向けケアブランド 『DAILY CLEANERS & CO-』も運営。
酒と肴をこよなく愛しています。一猫一女と日々格闘中。

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