
ソファーは家具の中でも部屋の印象を大きく変えるアイテムのため、選ぶ際にこだわる方が多いでしょう。また、ソファーを購入する際に合わせてチェックしたいポイントがソファーカバーです。ソファーカバーを変えるだけでも部屋の印象がガラリと変わるため、季節に合わせて変える方も。
しかし、ソファーカバーは洗濯方法がわからず「なかなか洗えていない」という方もいるのではないでしょうか。今回は素材別にソファーカバーのお手入れ方法を紹介します。正しい洗濯方法をマスターして、清潔なソファでくつろぎましょう。
目次
- ソファカバーの洗い方を4つのステップで紹介
- 素材別!ソファカバーのお手入れ方法
- ソファカバーはつけたほうが良いの?メリットは3つ
- ソファカバーのデメリットは3つ
- シーン別!おすすめのソファカバー素材
- まとめ
1:ソファカバーの洗い方を4つのステップで紹介

ここではソファーカバーの洗い方を4つのステップで紹介します。なお、ソファーカバーは乾くまで時間がかかるため、休みの日や時間のある時に洗濯がおすすめです。ソファーカバーは洗濯機で洗うことも可能ですが、今回はより丁寧なお手入れ方法として、手洗いする方法を紹介します。
- ぬるま湯に洗剤を溶かす
まずは大きめの入れ物を用意し、ぬるま湯に洗剤を溶かしましょう。もしもソファーカバーが入る容器がない場合、湯船でお湯を張って洗濯もおすすめです。ぬるま湯は30度程度にとどめます。熱すぎる場合、色落ちしたり生地の痛みにつながります。なお、洗剤について、粉を使う場合は溶けきるまで混ぜることが大切です。
- 押し洗いで汚れを落とす
容器や湯船に洗濯液を作ったら、ソファーカバーを浸していきます。ソファーカバーは大きいため全体が水に浸るよう押しながら洗います。汚れている場合は黒い水が出てくるため、2〜3回新しい洗濯液を作って押し洗いを行いましょう。なお、ソファーカバーが大きい場合、足でゆっくり踏みながら洗う方法もおすすめです。
- 泡がなくなるまですすぐ
十分に洗ったら、次にすすいでいきます。すすぎは泡がなくなるまで何度も行いましょう。ソファーカバーはサイズが大きいため、すすぎ洗いは最低でも3、4回行います。冬場にぴったりの厚手素材の場合はより丁寧にすすぎましょう。
- バスタオルではさんで水気をとる
ソファカバーをきれいにすすぎ終わったら軽く絞って水分を取ります。その後にバスタオルにソファーカバーをはさみ、水気を取っていきましょう。水気がなかなか取れない場合はバスタオルにはさんだまま、しばらく置いておきます。なお、色落ちしやすいカバーの場合は暗い色のバスタオルを使いましょう。脱水においては、洗濯可能になっている商品の場合、脱水のみ洗濯機で行うことも良いでしょう。
陰干しする
ある程度水気を取ったら陰干しで干していきます。直射日光に当てると紫外線で生地が傷んだり色あせの原因になります。
2:素材別!ソファカバーのお手入れ方法

ソファーカバーは定期的な洗濯が必要ですが、普段からのお手入れで洗濯期間を延ばすことが可能です。ここからは素材別にソファーカバーのお手入れ方法を紹介します。
本革素材
本革素材のカバーは水に弱いため、水洗いできません。そのため、定期的に乾いた布で乾拭きしましょう。また、革の種類に適したクリームオイルを使ってお手入れすると、革本来の美しさを保てるでしょう。
布素材
布素材のカバーはホコリや汚れを定期的に取り除きます。掃除機を使って隙間部分の汚れを取っておきましょう。汚れが気になる場合はぬるま湯に浸した雑巾やタオルを固く絞り、軽く拭いていきます。また、布素材の場合は除菌・抗菌スプレーを使えるため、定期的に噴射がおすすめです。
3:ソファカバーはつけたほうが良いの?メリットは3つ

お手入れが大変と感じるソファーカバーですが、つけることで下記3つのメリットを得られます。
汚れからソファを守れる
ソファーカバーをつけることで汚れからソファー本体を守れます。例えば、小さなお子さんがいる家庭の場合、ソファーの上でお菓子を食べて汚してしまうこともあるでしょう。しかし、ソファーカバーをつけておくとソファー本体へのダメージを防げます。お子さんが小さいうちはリーズナブルなソファーカバーを用意し、ソファを守る目的で利用しましょう。
部屋の印象が変わる
ソファーカバーは部屋の印象を変えたい場合におすすめです。一口にソファーカバーといっても花柄の明るい印象のもの、ダークブラウンの落ち着いたものなど様々です。そのため自分がイメージする部屋の印象に合わせたソファーカバーを選択しましょう。また、季節ごとにソファーカバーを変える方法も良いでしょう。夏は涼しげな水色や緑などのソファーカバーを。冬はオレンジやボルドーなど温かみのある色合いをチョイスしましょう。
座り心地が良くなる
ソファーカバーの素材によって座り心地が良くなるメリットも得られます。ふわふわの素材を選んだ場合、座った際に心地よさを感じます。また、夏場に冷涼感のあるソファーカバーを使うと快適に過ごせるでしょう。
4:ソファカバーのデメリットは3つ

ここからはソファーカバーのデメリットを3つ紹介します。
洗濯が大変
ソファーカバーは洗濯が必要なため「定期的に洗うのは大変」と感じる方もいるでしょう。数ヶ月に1回洗濯するため、仕事や育児で忙しい方は煩わしいと感じます。
コストがかかる
ソファーカバーは購入にコストもかかります。リーズナブルなものでは数千円で購入できますが、より良いカバーを求めると数万円とコストがかかります。特に、お子さんがいる家庭では「汚れてしまうのにお金をかけるのか」と抵抗を感じることもあるでしょう。
5:シーン別!おすすめのソファカバー素材

ここでは素材別におすすめのソファーカバーの素材を紹介します。
小さなお子さんがいる家庭の場合
小さなお子さんがいるご家庭の場合、撥水効果が期待できるソファーカバーがおすすめです。お茶やジュースをこぼした際もさっと拭き取れシミになりにくい特徴があります。また、伸縮性のある素材を選ぶとソファーカバーの着脱も容易なため、洗濯へのハードルが下がるでしょう。具体的には、ポリエステルやマイクロファイバーなどの素材がおすすめです。
ラグジュアリーな雰囲気をだしたい場合
ソファーカバーに上質さを求める場合は、革の商品がおすすめです。お手入れに少々をコツが必要ですが、撥水性がありかつ高級感を演出できます。なお、ラグジュアリー感を出しながら価格を抑えたい場合、注目が集まるヴィーガンレザーもおすすめです。本革のような柔らかさを持ちながらも、水拭きができるためメンテナンスが楽になるでしょう。
6:まとめ

ソファーカバーは部屋の印象を大きく変えられるため、自分の好みに合わせたチョイスがおすすめです。しかし、お手入れが素材ごとに異なるため使いやすさとデザイン性のバランスが大切です。特に、お子さんがいる家庭では「小さいうちは洗いやすく汚れてもいいもの」と考えてソファをカバーを選ぶと汚れのストレスを軽減できるでしょう。洗いやすさとデザイン性どちらも重視して自分に適したソファーカバーを選択しましょう。なお、ソファカバーとあわせてクッションの洗濯方法も下記の記事で確認がおすすめです。
