暖かくなると出番が減ってくるブランケット。今回はそんなブランケットの自宅での洗濯方法についてご紹介します。
目次
1.ブランケットって洗濯できるの?
ブランケットの素材の多くは、「ポリエステル」や「アクリル」です。これらの素材は洗濯機で洗っても傷みにくく丈夫な素材と言われています。一方で、「ウール」や「カシミア」などは、水洗い不可のものが多く注意が必要です。
まずは、洗濯する前に、洗濯表示を確認して、洗濯するようにしましょう。
2.ブランケットを洗濯する際の基本
ブランケットの選択方法をご紹介します。
・洗濯機使用の場合
洗濯機が使えるブランケットは、 他の洗濯物と同じように洗濯しましょう。
①小さなゴミやホコリを取り除く
髪の毛や食べカスなどのゴミが付いている場合は、洗う前に落としておきましょう。
特に、「ポリエステル」や「アクリル」は、化繊なので摩擦により静電気が発生しやすく、ほこりが付着しやすく、毛玉が出来やすいです。
②目立つ汚れは予洗いしておく
泥汚れや食べこぼしなどの目立つシミは、そのまま洗濯機に入れると落ちきらないため、事前に「予洗い」しましょう。
汚れに直接洗剤を付け手でもみ洗いするか、洗剤を溶かした水に15〜30分程度つけ置きしておくと汚れが落ちやすくなります。長時間のつけおきは、色落ちの原因になるので注意してください。
③手洗いコースで洗う
ブランケットの素材の傷みを軽減できる「手洗いコース」などの、デリケート素材を洗うコースで洗いましょう。汚れがついている面が外側に来るようにたたみ、型崩れしないように洗濯ネットに入れます。
ふわふわに仕上げたい場合はDAILY CONDITIONER / 柔軟剤を使用してみてください。
④風通しの良いところで干す
風通しの良いところでしっかり乾かします。物干し竿などを使って広げて干すと◎
・手洗いの場合
お気に入りのブランケットや痛みは軽減させたいものなどは、手洗いがおすすめです。
①小さなゴミやホコリを取り除く
手やコロコロを使って目に見えるゴミを取り除きます。
②目立つ汚れは予洗いしておく
③洗面器などの桶を使って優しく押し洗い
ブランケットがすっぽりと入る大きさの桶を用意します。(浴槽などでも可)
そこに、DAILY SOAP / 衣類用洗剤を適量溶かしたら、ブランケットを浸して押し洗いをします。
この時、汚れを溶かすように、優しく押し洗いするのがコツです。
軽い押し洗いを20回程繰り返したら、きれいな水で2-3回すすいでください。
この時、強くこすってしまうと生地が傷んでしまうので注意してください。
④柔軟剤を入れる
すすぎが終わったらもう一度きれいな水を張り、柔軟剤を適量入れ手で入れ混ぜます。
2〜3分ほどつけ置きし、水気を軽くしぼってから脱水です。
⑤ 脱水
洗濯機で脱水する場合は、洗濯ネットに入れて20〜30秒程度脱水をします。時間が長くなるとその分生地への負担が大きくなるので、脱水し過ぎには注意しましょう
洗濯機を使わない場合は、バスタオルを使った「タオルドライ」で水気を取りましょう。
大きめのバスタオルで上下を挟み込んだら、上からギュッと押して水気を取ります。
⑥風通しの良いところで干す
洗濯機使用時と同様、風通しの良いところで広げて乾かします。
3.洗濯する際にやってはいけないことは?
アクリル・ポリエステルなどの化学繊維は、熱に弱いので、ふわふわにさせたいからといって乾燥機にかけるのは絶対にNGです。
また柔軟剤の使いすぎも逆効果です。黒ずみ・嫌な臭いの発生につながるので、やめましょう。
4.お手入れの頻度はどのくらい?
ブランケットは直接肌に触れる時間や面積が少ないので、基本的には数ヶ月おきでOK。シーズン終わりに、しまう前に1回洗濯すれば大丈夫でしょう。一年通して毎日使うという方は季節の変わり目ごとに洗うようにしてみてください。
できれば頻繁にしたいお手入れは、ホコリが溜まりやすいアイテムのため、定期的なブラッシングです。ブラッシングすることで、ホコリや毛玉の発生が抑えられるので、清潔に保てます。
5.まとめ
今回はブランケットの洗濯方法についてご紹介いたしました。
洗濯表示などを見て、洗濯できないブランケットについてはシーズンが終わって、クローゼットなどにしまう前に洗濯して清潔に保ちましょう。