お洗濯情報 vol.20
Vol.20
暑さが厳しく立秋を過ぎても、まだ暑さが続いています。
近年の夏は昔と違い、誰でも熱中症になる可能性がある「危険な季節」になっています。
その揺り戻しで、今年の冬の天気が心配なこの頃です。。
花火と浴衣が戻ってきました
コロナ禍では、祭りや花火も軒並み中止になったりで、浴衣のクリーニングの量が激減しましたが、今年はようやくその量も戻ってきたようです。
浴衣は、夏の風物詩として多くの人に愛されています。しかし、浴衣はデリケートなため、適当に洗ってしまうと色落ちや型崩れの原因になることがあります。
そこで今回は、浴衣を自宅で洗う際のポイントをいくつかご紹介します。
※浴衣の洗濯表示は、タグに記載されています。洗濯表示には、洗濯方法や乾燥方法が記載されているので、必ず確認してから洗濯してください。
浴衣は襟周りの汗・皮脂汚れが一番多い
浴衣の襟周りは、汗や皮脂が溜まりやすい場所です。そのため、洗濯前に一手間かけて汚れを落としておくことが大切です。
洗濯前に汚れを落とす方法はいくつかありますが、最も簡単な方法は、洗剤を汚れに直接塗布することです。洗剤を汚れに塗布することで、洗剤の効力が直接届き、汚れを効率的に落とすことができます。
洗剤を汚れに直接塗布する際は、以下に注意してください。
- 洗剤は中性洗剤を使用する(蛍光増白剤の入っていないもの)
- 洗剤を塗布した後は3~5分ほど置いてから、すすぎは最低2回行う(3回がおすすめ)
畳んでネット(細かい網目)に入れる
浴衣はデリケートで型崩れしやすいものです。それを防ぐために、以下の点に注意してください。
- サイズにあったネットを選ぶ。
- 畳んでから洗濯ネットに入れてから手洗いコースや手洗いコースで洗う。
- 脱水は短時間で行う。
まとめ
洗濯が終わったら、陰干しをしましょう。
色鮮やかで綺麗な浴衣にとって紫外線は大敵。紫外線は染料と反応し変色したり、生地の日焼けにつながります。
浴衣だけではなく、大事な衣類は日干しではなく陰干しを推奨します。少し手間をかけてあげるだけで、大きな違いにつながりますので、是非実践してみてくださいね。