お洗濯情報 vol.18
Vol.18
洗濯は日常生活に欠かせないものですが、季節によって洗濯方法が異なることをご存知でしょうか?
天気が変わりやすい5月の洗濯に関する情報をいくつかご紹介します。
梅雨時の洗濯
早いところで5月から梅雨入りする地域もあります。
この時期の洗濯は、天気が気になるところですよね。
雨の日に洗濯物を干すのは避けた方が無難ですが、晴れた日でも室内でたっぷり水分を含んだ洗濯物を干すと、湿度が上がってカビやダニの繁殖につながります。
晴れた日には、風通しの良い場所に陰干して乾燥を早めましょう。
日光が直接当たる場所に干すことは見た目には気持ち良さそうですが、実は衣類を染めている染料にとって紫外線は大敵です。
変色や日焼けの原因になるので、大切な衣類は陰干しにしましょう。
夏物の出番がやってきた
5月といえば、そろそろ夏物の出番がやってきます。長期間しまっていた夏物の衣類が黄ばんでしまっていた!?なんて経験がある方も多いはず。
夏物の洗濯は、通常の洗濯だけでは落としきれない汗や皮脂汚れが多いため、洗剤と漂白剤を組み合わせて使用すると効果的です。
また定期的に漂白剤でつけ置きすることもおすすめです。
👉 注意:脱色しやすい衣類はつけ置きは避けて、色落ちの起こりにくい中性洗剤とぬるま湯(40度程度)で洗濯をしましょう。
エアコンフィルターの洗濯
5月の洗濯といえば、衣類だけではありません。エアコンフィルターの掃除も忘れずに行いましょう。
エアコンフィルターは、長期間放置しているとホコリやカビが繁殖し、アレルギー症状や体調不良の原因になります。
フィルターを取り外して、水洗いしてしっかりと乾燥させると、清潔な空気を取り込むことができます。
アウトドア用品の洗濯
夏の訪れと共にアウトドア派にはキャンプやハイキング、ビーチなどのアクティビティの始まりですね。
しかし、アウトドアに出かける前には、衣類や寝具の洗濯が必要です。
ここではアウトドア派におすすめの洗濯方法をご紹介します。
テントやタープを放置していませんか?
アウトドアでは雨や露はつきものです。
オフシーズンでしばらく使っていなかったウェア・寝具類やテント・タープなどにカビが発生していませんか?カビは案外落としにくい汚れの一つです。
この汚れを放置しておくと、撥水効果が弱まってしまいます。
発見した場合は、バスタブにぬるま湯(40度程度)を溜めて酸素系漂白剤を溶かしてつけ置きをしてから、コインランドリーで洗濯をすると良いでしょう。
落としきれない場合は、再度同じ工程を繰り返すことで徐々に汚れを落としていきます。
また最近はテントやタープなどのクリーニングサービスも充実していますので、活用するのも一つの方法です。
家庭で大物を洗うのは大変ですからね。。
まとめ
5月は寒暖差が大きく、花粉や黄砂などの飛散が多い時期です。
また天気の変化も激しく洗濯事情としてはあまり良いとは言えません。天気の良い時を狙ったり、コインランドリーを活用してこの時期を乗り越えましょう。
そして来月は本格的な梅雨に突入する時期がやってきます。
これに関してはまた次回。