お洗濯情報 vol.8
2022年 5月号
5月の紫外線、実は真夏並みって知ってました?
5月5日は二十四節気の一つ立夏に当たります。春分と夏至の中間にあたり、暦の上で夏が始まる日だそうです。
その頃からは日差しは強くなっていき、段々と夏が待ちきれなくなってきますね。
とくにここ最近は温暖化の影響なのか?日差しがとても強く感じます。その日差しと言えば・・・そう『紫外線』です。
女性や子供は特に気にすると思いますが、お肌の日焼け止め対策は必須ですよね。日傘の売れ行きも近年は上昇していると言われていますが、衣類の紫外線対策って忘れてませんか?
衣類トラブルの相談で、実は多いのが『日焼け』なんです。衣類の日焼けというとあまりピンと来ない人もいると思いますが、衣類は一度日焼けをしてしまうと、元通りにするのはとても大変で、高額になるケースがあります。
その理由は日焼けはシミなどと違い、衣類に使用された染料が紫外線に反応したもので、修復するのがとても難しく、特に変色した箇所に色を入れるには、色掛けいう知識と特殊技術が必要になります。
ではそうなる前にどのようにしたら良いのか?
次の項で説明したいと思います。
日焼けを防ぐには?
晴れた日にお洗濯は気持ち良いですが、だからといって直接日光にあてる『日干し』はNG。
特に濃色の衣類は紫外線に反応し変色してしまう場合があります。すぐに変化が無くても、徐々に変色や色褪せの原因となるので、天気が良かったとしても風通しの良い場所で陰干しが良いでしょう。
保管する時は?
保管をする時にも注意が必要です。
クローゼットに入れておけばOKと安心するなかれ。日の当たりやすい場所ですと開閉時や隙間からの日差しにより意外にも日焼けをしてしまいます。
そうならないように長期保管をする時は不織布のカバーに入れると良いですよ。
クリーニング屋さんから戻ってくる時に被せてあるビニールの袋は、あくまでホコリよけの為で保管用ではありません。
通気性もないのでカビる原因にもなるので、持ち帰ったら外しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっとしたポイントに気を付けることで、日焼けは防げるんです。
余計な出費にならないように注意してくださいね。
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