お洗濯情報 vol.25
4月は新生活の始まり。一人暮らしを始めた学生や社会人にとって、洗濯は初めて自分で行うという人も多いのではないでしょうか。洗濯機の使い方や、洗濯物の干し方など、わからないことだらけで不安を感じている人もいるかもしれません。
今回はそんな洗濯初心者に向けた記事になります。
洗濯頻度
一人暮らしの洗濯頻度は、一般的には週2〜3回程度と言われています。しかし、これはあくまでも目安であり、自分の生活スタイルに合わせて調整する必要があります。
洗濯機の選び方
洗濯機を選ぶ際には、容量、機能、価格などを考慮する必要があります。一人暮らしであれば、容量は5〜6kg程度で十分です。
しかし一人暮らしであっても1週間に1回の洗濯頻度ですと、5〜6kgの容量では不足しますので、自分の洗濯頻度に合わせた容量の洗濯機を選びましょう。
機能としては、乾燥機能やシワ伸ばし機能があると便利ですが、シンプルな機能だけの洗濯機でも全く問題ありません。
縦型かドラム型かという問題もありますが、どちらにもメリット・デメリットはあります。縦型はドラム式に比べて安価な傾向がありますが、ドラム式よりも水を多く使用するので、水道代が高くなる傾向があります。
ドラム式は縦型よりも節水になり、ランニングコストを抑えられますが、本体代が縦型よりも高価な傾向があります。
洗濯洗剤
洗濯洗剤には、液体洗剤、粉末洗剤、おしゃれ着洗剤など様々な種類があります。それぞれの洗剤の特徴を理解して、自分の洗濯物に合ったものを選びましょう。
ここでは一般的な特徴を明記します。
A)液体洗剤
- 液体洗剤は水に溶けやすいため、すすぎが1回で済む物もあります。
- 液体洗剤は繊維に浸透しやすい。
B)粉末洗剤
- 液体洗剤よりも安価
- 洗浄力が高い
- 冷たい水で使用すると、溶け残る場合がある
C)おしゃれぎ洗剤
- 洗浄力がゆるやかなので、繊維を傷めにくい
- あらゆる衣類に使用できる
D)食器用中性洗剤
- 油汚れ落としに特化しているので、油シミに多用できる
- シャツなどの黄ばみ汚れにも効果を発揮する
※洗濯をする前に、襟周りに直接塗布すると◎
洗濯物の干し方
洗濯物を干す際には、できるだけ風通しの良い日陰に干しましょう。日光が当たる場所は見た目は気持ちよさそうですが、衣類にとっては日焼けの原因となったり、紫外線が染料と反応し変色する場合があります。特に濃色は注意が必要ですので、気をつけましょう。
またこの季節は、花粉やPM2.5などの付着が多くみられますので、部屋干しがおすすめですが、扇風機やサーキュレーターを併用し、生乾き臭が発生しないようにしましょう。
洗濯のトラブル
この季節は何かと歓迎会などが多くなる季節です。食べこぼしなどのシミの多くは、付着したときから落とすまでの【時間】がポイントとなります。
シミがついたら放置せずに、できるだけ早めに処理をしましょう。
まとめ
一人暮らしの洗濯は、慣れないうちは大変と感じるかもしれません。しかし、洗濯機の使い方や洗濯物の干し方などを理解すれば、誰でも簡単に洗濯することができます。
洗濯をマスターして、清潔で気持ち良い新生活を送ってください。