お洗濯情報 vol.19
Vol.19
梅雨明けはまだですが、あまり梅雨っぽくない天気が多いですね。しかし湿気が多く、8月に近づくにつれて気温が高くなり、ますます汗をかくことが増えます。
湿気が多いと汗が蒸発しにくくなるため、衣類にも汚れ(汗や皮脂)が多く付着するようになります。そのため、夏の洗濯は普段と同じように洗っても汚れが残ることが多くなり、臭いや変色の原因となってしまいます。
こういった衣類のトラブルを防ぐため、少しだけ洗剤に気をつけてみると良いでしょう。
中性ではなく弱アルカリ性の洗剤を使う
洗浄力という点では、中性よりも弱アルカリ性の方が洗浄力が高いです。しかしアルカリ性が強すぎると、繊維を痛める原因となりますので注意しましょう。
セスキ炭酸ソーダを補助的に使う
セスキ炭酸ソーダはアルカリ剤の一種です。同様のアルカリ剤に重曹がありますが、セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性が強く、水に溶けやすい性質があります。通常の洗剤に加えて、容量と用法を守りながら使用してください。アルカリ性を高めることで、皮脂・油・血液などの汚れが落ちやすくなります。
次に、洗剤をいつもとは違った使い方で使ってみましょう。
汚れに直接塗布する
例えば、夏に大活躍するTシャツ。特に真っ白なTシャツは着ていて気持ち良いですよね。
しかし、汚れが蓄積されると、だんだん白さがくすんでしまいます。
そんなことが無いように、汚れに直接洗剤の効力が届くように直接塗布することが効果的です。
塗る時のポイントは繊維にしっかりと染み込むようにすることです。
気を付けるポイントは、色落ちがしないか最初に目立たないところでテストしてからにしましょう。
次に、洗濯機の使い方です。洗濯機には様々な機能がありますので、うまく使いこなしましょう。
衣類の汚れ具合に応じて、洗いの時間とすすぎの回数を増やす
「洗濯」とは、まず「洗い」の工程で汚れを繊維から剥がし、次に「すすぎ」の工程で汚れを綺麗な水に移して排出することです。
汚れが非常にひどい場合は、時短モードではなく洗いの時間を延長(15~20分程度)し、すすぎの回数を増やしましょう。
すすぎの回数や水が少なすぎると、汚れが衣類に戻ってしまうことがあります。
また、洗濯機のフィルターや排水口も定期的に清掃しましょう。これらを清掃することで、洗濯機の故障を防ぐことができ、より清潔な環境で洗濯ができます。
まとめ
以上、夏におすすめの洗濯方法やポイントをご紹介しました。この記事を参考に、快適な洗濯ライフを送りましょう。