
ラッシュガードは海やプールなど夏の水遊びレジャーで大活躍のアイテムです。決して安くはない衣類のため、できるだけ長く使いたいものです。たとえば、洗濯する際には注意しないと、生地を傷つけてしまいます。この記事では、ラッシュガードの洗濯時に気を付けるべきポイントを紹介します。正しい洗い方を理解し、夏をエンジョイする重要なアイテムとしてラッシュガードを活用してください。
目次
1:ラッシュガードとは

ラッシュガードは水着の上から着られる水着のオプションアイテムです。羽織るタイプのものが一番よく使われています。ラッシュガードが開発されるまでは、水着のときは他に身につけられるものがありませんでした。ラッシュガードが浸透したことにより、水着の露出が多いことで水遊びレジャーを敬遠していた人たちの悩みを解決しました。
ラッシュガードの特徴
冒頭で紹介した通り、ラッシュガードは水着の上から着られる衣類で、そのまま水に入って泳げます。素材として使われているのは、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタンなどです。水着同様、伸縮性があり体によくフィットするため動きやすく、速乾性にも優れます。羽織るタイプのものが一般的ですが、レギンスタイプやスパッツタイプのものもあるため、従来の水着では露出していた部分も隠せるようになりました。
ラッシュガードの効果
ラッシュガードを身につけることで、水着だけでは露出してしまう部分を隠せます。これによりさまざまな効果が生まれます。まずは日焼け対策です。肌を覆う面積を増やせるため、日焼けしたくない箇所を隠すことで日光の直射を防ぎます。また、素材にUVカット効果が使われているものもあります。
ほかには、肌を直接さらさないことによるけがの防止です。特に海や川、山など、自然の中での水遊びレジャーでは足場が悪いところも多く、注意したいのは岩場などでのけがです。直接肌が露出している部分が少なくなるため、衝撃に対してラッシュガードが物理的な緩衝材の役割を果たします。
また、水から上がった後は体が冷えやすくなりますが、濡れた体にも羽織れるため、寒さ対策としても有効です。そして、肌の露出を減らせるということは、人目にさらすことに抵抗があった人も、ラッシュガードで隠せるようになりました。これにより水着を敬遠していた人たちも安心して着られるようになったため、こういった層も水遊びレジャーに引き付けられました。
2:ラッシュガードの洗い方

夏の水場で遊んだ後は、使われている素材やプールなど特殊な薬品や成分が含まれている水に浸かっている関係上、通常の衣類とは違った洗濯の仕方が必要です。ものにもよりますが、決して安価なものとはいえないため、可能な限り長持ちさせたいところです。まずは生地にやさしい基本的な洗い方について解説します。
洗濯表示を確認
まずは、ラッシュガードのタグについている洗濯表示を確認してください。表示に従い、洗濯機もしくは手洗いで洗濯します。バケツに入った水に手を入れているマークは「手洗いマーク」です。勘違いされやすいところですが、洗濯機に入れてはいけないという意味ではありません。
手洗いマークは「手洗い」もしくは洗濯機の「手洗いコース」で洗うことを推奨するものです。「手洗いコース」とは、洗濯機によって名称がまちまちですが、「ドライコース」や「ソフトコース」などやさしく洗うことを意味する設定です。
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目立つ汚れは先に処理する
目に見える汚れや、明らかに異物が付着しているとわかっている部分は、洗濯の前に別途処理しておきましょう。たとえば、日焼け止めクリームやサンオイルなどの汚れが付着したままだと繊維を傷めてしまいます。洗濯するまえに、汚れが付着した部分に洗剤の原液を付け、タオルでたたくなどして落としましょう。
「手洗いコース」で洗う
ラッシュガードはデリケートな繊維でできているため、洗濯機に入れるときは洗濯ネットに入れましょう。また、ファスナーなどが付いている場合は、必ず閉めてから洗ってください。開けたままですと、他の衣類に絡んだり、摩擦によって生地を傷めたりしてしまいます。手洗いと同等の強度で洗う必要があるため、洗濯機の「手洗いコース」や「ドライコース」など、やさしい洗い方の設定にしてください。脱水時に生地を傷めないよう、脱水の時間は短めにしましょう。
洗濯機を使わず手洗いで行う場合は、水の温度に注意してください。洗面器などの入れ物に30℃以下の水を張り、洗剤を入れます。その後、手で水の中に上から押さえつけるようにしてしみ込ませたあと、取り出して軽く水を切る「押し洗い」、もしくは両手で掴んで水の中で揺さぶり動かす「振り洗い」を20回〜30回繰り返しましょう。
これが済んだら、きれいな水に入れ替えた洗面器で、しみ込んだ洗剤を押し出すように「押し洗い」の動きで2回ほどすすぎます。最後に形が崩れないよう軽く絞り、乾いたタオルに挟むなどして水気をとりましょう。
陰干し
洗濯が済んだら最後は乾かしますが、色あせや生地の傷みを防ぐためには直接日に当てないように注意しましょう。なるべく日陰になるよう、外に干すときも、周りを布でガードするなどして乾かしてください。干すときに形が崩れないように整えることも重要です。なお、手洗いマークの表示があるデリケートな衣類は、生地を傷めるおそれがあるため、乾燥機の使用を控えましょう。
3:ラッシュガードを洗濯のポイント

ここまでは、使用したラッシュガードの基本的な洗濯方法を説明しました。しかし、家での洗濯以外にもできることが他にもあります。現地で実際に使用した家族に少し手間をかけてもらうだけで、より長く使えるようになります。このポイントを知り、身内にもアドバイスして、家族みんなで協力して長持ちを実現させましょう。
使用後は現地で水洗い
砂は水にも油にも溶けないため、洗濯しても繊維の奥に入り込みやすく、落としにくい汚れです。そのまま放置すると、洗濯機や排水口を詰まらせる原因になることがあります。使用後は、現地で十分に水洗いをして砂を落とすようにしましょう。もし、繊維の奥に入り込んでしまった場合は、乾燥させてからブラシなどで丁寧に払い、その後洗濯してください。
また、プールでしみ込んだ塩素などの消毒液や、海水で付着した塩分は、そのままにしておくと生地を傷めてしまいます。したがって脱いだあと、持って帰る前にその場で水洗いすることをおすすめします。デリケートな素材なので、絞るときは力を入れすぎて形を崩してしまわないように注意してください。
タオルに包んで持ち帰る
水着やラッシュガードに限らず、使用した後の衣類を家に持ち帰るときは、なんとなくビニール袋に入れてしまいがちです。しかし、基本的に衣類は、水洗いした後に乾いていない状態で長時間空気に触れずに密閉すると、臭いや色移りの原因になります。このようなことにならないよう水洗いしたあとは、できるだけ乾いたタオルにくるんで持ち帰るのがよいでしょう。
おしゃれ着洗剤を使用する
ラッシュガードなどのデリケートな衣類を洗濯するときには、おしゃれ着洗剤を使用することをおすすめします。おしゃれ着洗剤は、通常の洗剤と比較して少々高価ではありますが、できるだけやさしく洗うことに特化した設計で洗浄成分がマイルドなため、摩擦や色落ちを抑えて洗えます。
その分通常の洗剤よりも洗浄力は劣りますが、先に紹介した現地での水洗いや目立つ汚れの先処理を丁寧にすることで補いましょう。また、おしゃれ着洗剤は洗濯物にやさしい香りを付け、抗菌効果を持つものもあります。衣類を清潔に保ちつつ、よい香りを楽しめます。
4:まとめ

ラッシュガードは、身につける人々を紫外線や冷えから守るだけでなく、子どもをけがから守り、大人は肌の露出を極力避けるためなど、水遊びの場で大活躍のアイテムです。しかし、気軽に何枚も買えるほど安いものではなく、デリケートな素材のため取扱いには注意しましょう。
通常の衣類と同じように洗濯してしまうと生地を傷める可能性があるため、正しい洗濯方法を知っておくことが重要です。長持ちさせるためのポイントは、実際に洗濯する人だけでなく、その場で使った当事者しかできないこともあります。大切に使うための知識を正しく理解・共有しましょう。
