
通常の衣類や布団、毛布類と違い、マットレスは大型であるため、洗濯機やコインランドリーで洗浄ができません。しかし「子どものおねしょがついてしまった」「寝てる間にかいた汗がシミになってしまった」といったケースが多いでしょう。当記事では汚れの種類別のマットレスの染み抜き方法や、日頃のメンテナンス方法について解説します。
「PRE SOAP neo」は、マットレスに染み付いた頑固な汚れも簡単に落とせる万能染み抜き剤です。色落ちしやすい衣類からデリケートなカシミヤ素材まで幅広く使えるため、ぜひご検討ください。
目次
1:マットレスのシミ抜き方法は4種類

一口にシミといっても、マットレスに付く汚れの種類によって、シミ抜きの方法は異なります。マットレスにつきやすい汚れは、主に以下の通りです。
- 血液や汗
- 飲食物
- おねしょ
- カビ
マットレスは洗濯機が使えないため、極力汚れがつかないように気をつけるのが一般的です。しかし、汚れの種類によってはシーツを経由して汚れが染み込むこともあるでしょう。そのようなときは、以下の方法をお試しください。
1.血液や汗
血液や汗といった人の体液がマットレスに付着してシミになった場合、重曹を使うことでシミ抜きできます。このとき必要な準備物は以下の通りです。
- 重曹
- 水
- スプレーボトル
- タオルまたはキッチンペーパー
まず、スプレーボトルに水と重曹を入れて混ぜ合わせ、重曹水を作りましょう。このとき、100均やホームセンターで売っている重曹水を使っても問題ありません。自宅で作る場合は、水200mlに対して重曹を小さじ2程度入れて混ぜ合わせます。
シミが付着している箇所に重曹水をスプレーし、タオルで軽く叩きながら水分を吸い取りましょう。汗の場合は少ない回数で落ちますが、血液は落ちにくいため、何度も繰り返す必要があります。
また、シミを落とした後はマットレスに水分が残っているため、そのまま放っておくとカビや臭いが発生するかもしれません。シミを落とした後は、室内の風通しのよい場所に置いて、乾燥させましょう。このとき、扇風機やドライヤーで冷風を送る方法もおすすめです。
2.飲食物
お茶やジュース、コーヒーといったシミがマットレスに付着した場合、洗濯用の中性洗剤を使います。このような汚れは「水溶性」に分類され、水溶性の汚れは水に溶けやすいので、比較的簡単に落とせますが、時間が経つと落としにくくなります。気がついたら早めの処理をおすすめします。
このとき用意するものは、以下の通りです。
- 洗濯用の中性洗剤
- 水
- バケツ
- タオルまたは雑巾2枚
- キッチンペーパー
まず、キッチンペーパーでこぼした飲み物の水分を簡単に拭き取りましょう。次に、バケツのなかに洗剤と水を入れて薄めの洗剤水を作ります。洗剤水にタオルを浸して固く絞り、雑巾がけができるような準備をします。その後、シミが付着している場所にタオルを当てて叩くようにしてシミを拭き取りましょう。
もう1枚の雑巾やタオルは、洗剤水ではなく通常の水に浸して固く絞り、洗剤を拭き取ります。シミが抜けるまで、この工程を繰り返しましょう。染み抜きが終われば、先ほどの重曹の場合と同様に、室内の風通しのよい場所に置いて乾かします。
なお、こぼしてしまった水分量が多いと、マットレスのなかまで水分が染み込んでしまうかもしれません。このような場合は乾燥時間を長めにするとよいでしょう。
3.おねしょ
お子様のおねしょでマットレスにシミがついた場合、クエン酸を用います。尿汚れはシミ取りをしても臭いが残る可能性があります。尿の臭いはアルカリ性や中性の洗剤では取れませんが、酸性の洗剤やクエン酸なら中和可能です。
手順としては、重曹水のときと同じイメージです。少量の水にクエン酸を入れて混ぜ合わせ、スプレーボトルに入れて使います。クエン酸水をシミの部分に全体的に吹きかけ、5分ほど放置。その後、乾いたタオルで拭き取るという工程を繰り返しましょう。
4.カビ
マットレスにカビが生えている場合は、繁殖を抑えるためにもシミ取りより先に殺菌が必要です。このとき、基本的にはエタノールを用いますが、カビの程度によって使用する方法が異なります。汚れの程度ごとの対処方法は、以下の通りです。
| 汚れの程度 | 使う材料 |
|---|---|
| 殺菌のみ | エタノール |
| カビの臭い取り | 重曹 |
| カビの黒ずみ除去 | カビ取りスプレー |
なお、マットレスの汚れがどうしようもない場合は、クリーニング業者に依頼しましょう。
2:【清潔を保つ】普段からできるマットレスのケア方法

マットレスにシミがついた場合に取り除く方法はありますが、普段からマットレスのケアを行っておき、清潔に保つことが最も重要です。マットレスは毎日使うものですし、使用する際も身体との距離が近いものです。カビが発生すると有害な物質を吸い込んでしまう可能性があるため、以下の方法を使って清潔さを保ちましょう。
毎朝空気に触れさせる
マットレスはベッドや床にそのまま置いておくのではなく、2週間に1回程度を目安に壁に立てかけ、風通しを行いましょう。寝室の窓を開けるか、風通しのよい部屋にマットレスをかけておくのがおすすめです。
雨の日は湿気を含んでしまいカビの原因になり得るため、雨の日に行う場合は代わりに扇風機やドライヤーで乾かしましょう。手間がかかる場合は布団乾燥機もおすすめです。しっかり乾燥させることで、カビの防止やダニ、トコジラミを退治できます。
シーツや枕カバーは定期的に洗濯
マットレスは洗濯できませんが、シーツや枕カバーは洗濯機で簡単に洗えます。シーツやカバー類はマットレスを汚れから守る役割があるため、シーツ自体が汚れるとマットレスにもその汚れが浸透してしまいます。
目安としては1週間に1回程度洗濯するとよいでしょう。ただし、汗をかきやすい夏場は、もう少し頻度を上げる必要があります。
布団用掃除機で掃除
シーツやカバーで汚れを防止していても、ダニの死骸やホコリ、髪の毛といった汚れがマットレスに付着して溜まっていきます。そのため、1ヶ月に1回程度を目安にシーツを洗濯する際、マットレスに掃除機をかけて汚れやゴミを吸い取りましょう。
消臭スプレーの活用
シミはなくても臭いが気になる場合は、消臭スプレーを活用しましょう。消臭スプレーは基本的に時間が経つと自然に揮発しますが、吹きかけた直後にシーツをかぶせると水分がこもるかもしれません。そのため消臭スプレーを使った後は、マットレスを立てかけて風通しのよい場所に置いておきましょう。
3:マットレスの染み抜きを防止!扱いの注意点

ここからは、染み抜きを防止するうえでの注意点について解説します。マットレスについたシミは重曹やクエン酸で簡単に落とせますが、マットレスに使用されている素材によっては使えない場合があります。
素材によっては洗えない
マットレスの素材はすべて同じではなく、製品によって構成される材質が異なるものです。染み抜きをしようと重曹やクエン酸を使った結果、かえって汚れが目立つようになってしまうかもしれません。基本的にマットレスの製品説明に注意事項が記載されているため、掃除の前にマットレスの説明書を確認しておきましょう。
天日干しは避ける
マットレスによく使われているウレタンやラテックスは熱に弱い素材です。そのため、基本的にマットレスを立てかけて干す場合は、日に当たらないよう注意しましょう。ただし、屋外で陰干しする場合には問題ありません。また高温に弱い以上、布団乾燥機にかけるのもNGです。
水拭きはタオルをよく絞って
マットレスの染み抜きを行う際、汚れがよく取れそうだからとタオルをビショビショに濡らすのはNGです。水分が多いタオルで汚れを拭き取ると、マットレスに水分や湿気が染み込んでカビが発生してしまいます。基本的には乾いたものを使うか、固絞りしたタオルを使いましょう。また、汚れを拭き取った後はしっかりと乾燥させることも大切です。
なお、マットレスと同じく生地に厚みがあるクッションの染み抜きを行いたい場合は「クッションは洗える?自宅での洗濯方法をわかりやすく解説」を参考にしてみてください。
4:まとめ

マットレスについた汚れは、クエン酸や重曹など日常に置いてあるもので簡単に落とせます。しかし、マットレスは厚みがあるアイテムなため、水分が染み込むとカビや悪臭が発生してしまいます。
シミを落とす際は極力マットレスに水分が浸透しないように注意しなければなりません。どうしてもマットレスの汚れや臭いが取れない場合は、クリーニング専門業者にマットレスクリーニングをお願いしましょう。
