
通勤や通学、アウトドアなどさまざま場面でウルトラライトダウンは活躍します。しかし、万能だからこそ、たくさん着用して汚れたりほつれたりしてしまうことも。ウルトラライトダウンを長く良い状態で着用するには、日頃のお手入れと丁寧な洗濯が大切です。
本記事では、ウルトラライトダウンの洗濯機での洗濯方法をメインに、手洗いの方法や長持ちさせるためのコツを紹介します。
目次
1:ウルトラライトダウンとは?

ウルトラライトダウンは、ダウンパックがない2層構造で作られているダウンジャケットです。元来のダウンジャケットは、表地から羽毛が出てこないように中にダウンを包んでおくダウンパックが使用されています。このダウンパックをなくした2層構造を開発したため、今までにない軽さのダウンが実現したのです。ダウン90%、フェザー10%は、暖かさを最大限に引き出すための比率になっています。
軽くて暖かいウルトラライトダウンは、専用ポーチに収納できるため、「重くて邪魔になる」といったダウンのイメージを大きく変えています。持ち運びしやすく機能性が高いウルトラライトダウンは日常使いや旅行、アウトドアなどさまざまな場面で役立ちます。
2:ウルトラライトダウンは自宅で洗える?洗濯機で洗うときのポイントをご紹介

ウルトラライトダウンは自宅で洗えます。しかし、洗い方を間違えると生地を傷めたり、ダウンが偏ってしまったりするため注意が必要です。日常使いでも毎日使っていれば汚れてしまいますし、アウトドアで使うのであれば、洗濯はしたいところです。軽くて暖かい、使い勝手のいいダウンだからこそ、自宅の洗濯機で洗うポイントを理解して、清潔な状態で着られるようにしましょう。
洗濯機のコースは「手洗い」&中性洗剤を使う
ウルトラライトダウンを洗濯機で洗濯する場合、選ぶコースに注意しなければなりません。ウルトラライトダウンは、手洗いが推奨されているため、「手洗いコース」または「ドライコース」などの水流が弱いコースを選択し、生地に負担をかけないようにしましょう。
生地を傷めないためには、洗剤選びも重要です。生地だけでなく羽毛にもダメージを与えないために、洗浄力が強すぎる洗剤は避けましょう。おしゃれ着用の中性洗剤の使用がおすすめです。参考までに、羽毛の成分は、人間の髪の毛やウールやカシミヤと同じタンパク質です。タンパク質はアルカリ性に弱い性質がありますので、中性洗剤以外の使用は控えましょう。
すすぎ控えめ・脱水はNG
すすぎと脱水は必要以上に行うと生地を傷める原因になりかねません。しかし、すすぎ残しは、衣類の変色の原因になるため、しっかり洗剤を落とす必要があります。なお、すすぎの回数は手洗いコースのものを守ることが大切です、もしも手洗いする場合はすすぎは2回程度にすると、すすぎ残しを避け、かつ生地を必要以上に傷めません。
洗濯機での脱水は、推奨されていません。脱水はせずに、押しつぶすように絞ってから、タオルで水分を取りましょう。
日陰で形を整えて干す
ウルトラライトダウンを干すときは、ハンガーにかけて簡単に形を整えて干しましょう。日当たりのよい場所ではなく、風通しのよい日陰か、室内干しをしてください。洗ったばかりのダウンは羽毛が偏りがちになっています。濡れている間に偏りを戻しようとほぐしたり、たたいたりすると生地を傷めてしまううえ、羽毛がちぎれてしまう可能性も考えられます。そのため羽毛の偏りは、よく乾かしてから直しましょう。
なお、ダウンのボリュームが戻らない場合は、乾燥機で40〜50℃くらいの低温で乾燥がおすすめです。高温にするとダメージを与えるため、低温がポイントです。
3:洗濯機以外での洗濯方法

ここではウルトラライトダウンの洗濯機以外の洗濯方法を紹介します。ウルトラライトダウンを洗濯する方法は洗濯機だけではありません。手洗い、クリーニング、コインランドリーなどもあります。さまざま洗濯方法を知り、自分に合った方法でウルトラライトダウンを洗濯してください。
1.手洗い
洗濯機よりも丁寧に洗濯したいときは、手洗いで洗濯をしましょう。失敗するリスクも減らせるでしょう。
【手洗いの手順】
- 水と洗剤をバケツに溜める
- ダウンを畳んでバケツに入れ、押し洗い
- 洗剤をスポンジにつける
- 気になる汚れ個所をスポンジで優しくたたく
- 2回程度すすぐ
- ダウンをバケツに押し付けて、余分な水分を落とす。
- ダウンをタオルで包み、手で押しながら余分な水分をとる
- ハンガーにかけて、風通しのよい日陰で干す
手洗いをするときは、ゴシゴシとこすらずに押すように洗いましょう。すすぎの際も同様で、もんだり押したりして優しく洗剤を流すようにしてください。
2.クリーニング
ウルトラライトダウンには、撥水効果がありますが、使用していくうちに効果がなくなってきます。撥水効果がなくなってきてしまったウルトラライトダウンは、クリーニングに出して、撥水効果を付けてもらいましょう。
その他にも、購入してから時間がたっているものや、自宅で洗っても臭いや汚れが取れないもの、ダウンがへたりはじめたものは、一度クリーニングにだすと状態が改善される場合があります。オフシーズンとなる春ごろには一度クリーニング出して次の冬まで保管しておきましょう。
3.コインランドリー
ダウンの表面には、樹脂加工がされているため、乾燥機は避けましょう。乾燥機を使用する際は、自己責任で行ってください。コインランドリーで乾燥機をかける際は、傷まないように10分ほど短時間にしてください。ウルトラライトダウンの乾燥機の使用は、推奨されていませんが、乾燥機にかけることでダウンの中に空気が含まれて、ふわふわ感が増すでしょう。
近年、コインランドリーによっては乾燥の温度設定が可能な箇所も見られます。温度設定を行う場合でも、洗濯表示禁止と記載がある場合は避ける、もしくは自己責任での実施になります。
4:ウルトラライトダウンを長持ちさせるコツ

ここではウルトラライトダウンを長持ちさせる方法を3つ紹介します。一般的に、ウルトラライトダウンは3年程度で劣化してくるといわれています。しかし、使用後のお手入れをていねいに行うとウルトラライトダウンを長持ちさせられます。
保管はハンガーにかける
ウルトラライトダウンは、リーズナブルな価格のため、注意を払わずに扱ってしまうこともあるでしょう。しかし、長持ちさせるのなら、着用後は毎回ハンガーにかけるようにしましょう。
ウルトラライトダウンには、収納できる専用ポーチがついています。しかし、専用ポーチに長時間保管してしまうと、ダウンにシワができる可能性があります。型崩れを防ぐためにも、ハンガーにかけるようにしましょう。専用ポーチは持ち運ぶ時だけ使うのが、おすすめです。引き出しなどに収納する場合は、シワにならないよう上に服を重ねないようにしましょう。
着用後はケアを行う
ウルトラライトダウン着用時に汗をかいた場合は、そのままにしてしまうとカビや臭いの原因となってしまいます。汗をかいた場合は、ハンガーにかけて風通しのよい場所で乾燥させましょう。
なお、臭いが気になり消臭スプレーを使う方もいるでしょう。しかしスプレーのかけすぎには注意しましょう。かけすぎて濡らしてしまうとシミの原因になる可能性があります。
濡れた場合はすぐに乾かす
ウルトラライトダウンには、撥水効果が備わっています。しかし、撥水効果があるからといって濡らしっぱなしにすると劣化の原因になります。また、雨に濡れたまま放置すると衛生面もよくありませんし、劣化やカビが生えやすくなります。着用後は、軽く水分をふきとり完全に乾燥させてから片づけるようにしましょう。
5:まとめ

ウルトラライトダウンは自宅でも簡単に洗濯が可能です。簡単ですが、しっかり洗うのであれば洗濯機、洗濯機よりもより丁寧に洗いたいなら手洗い、忙しくて時間がない方はクリーニングなどさまざまな方法で洗濯できます。そのため自分に合った手段で洗濯するのがおすすめです。日々のお手入れ方法に注意し、ウルトラライトダウンを長持ちしましょう。
