PM2.5の季節の洗濯物はどうしたらいいの?疑問を徹底解説

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春が近づくと鼻がムズムズしたり目が充血したり、PM2.5によるアレルギーはとっても厄介です。

洗濯時に部屋に持ち込んでしまうことで、症状がひどくなってしまうこともしばしば...

今回は、そんなPM2.5の時期のお洗濯方法」について解説していきます。

目次

  1. PM2.5とは?ピーク時期は?
  2. PM2.5の時期!ベストな干し方は?
  3. 洗濯グッズでPM2.5は防げるの?
  4. 洗濯物にPM2.5がついてしまったら
  5. PM2.5の時期に気をつけたいこと
  6. まとめ

1:PM2.5とは?ピーク時期は?

PM2.5とは微小粒子状物質といい、大気中に浮遊している2.5μm以下の小さな粒子のことをさします。

PM2.5には、「物の燃焼によって出る煙に含まれているもの」と、「ガス状の大気汚染物質が環境大気中での化学反応により粒子化したもの」に分類されます。


PM2.5のピーク目安は3月から5月と言われています。この時期は、季節風(モンスーン)の影響で大気汚染物質が地表にたまりやすく、日本でPM2.5の濃度が最も高くなる時期であるため、ピークをむかえると言われています。


気象庁などでは今日や明日以降のPM2.5飛散情報も提供しているため、詳しく知りたい方はチェックしてみてくださいね。

https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/kosa/fcst/(気象庁リンク)

2:PM2.5の時期!ベストな干し方は?

外に干しても大丈夫か気になる、PM2.5の飛散シーズン。干す際は、基本的に「部屋干し」がベターです

とはいえ、お天気がいい日には外干ししたい方も多いはず。外干しするときのポイントもあわせてご紹介します。

①部屋干しするとき

部屋干しは、PM2.5の時期の洗濯方法としてベストな方法の1つですが、どうしても「部屋干し臭」が気になることも...


そんな時は「部屋干し用洗剤」や「除菌剤(部屋干し臭から衣類をまもる洗濯除菌剤)」の使用がおすすめです。部屋干し独特の嫌な臭いの元となる雑菌の繁殖を抑えることができます。

また、「速乾機能のある柔軟剤」を併用するのも良いでしょう。乾燥時間が短縮されるので、長時間干すことで気になってしまう臭いの元をなくすことができます。

一度菌が繁殖してしまうと、普通の洗濯では除菌され難い為、煮洗いや漂白剤でつけ置き等の処理をしましょう。


お家にある家電で部屋干し臭を防ぐ方法もあります。

洗濯物に「サーキュレーター」などを当てたり、風の通り道を作ると手早く乾かす事ができます。

また、「空気清浄機」と「エアコン」を併用して、乾燥させる方法もあります。

PM2.5の時期はエアコンをつけておくだけで、室内に入り込んだPM2.5や花粉までキャッチして空気をきれいにしてくれるので、一石二鳥。

家電の使用は、特別な準備が必要なく、手軽に取り入れることができる方法です。

②外干ししたいとき

PM2.5の散布量はお昼から夕方がピークと言われています。

早朝など、ピーク時間を避けて干すことで多少はPM2.5の付着量を軽減できます。

取り込む際には、ブラッシングやコロコロ、掃除機などを使用してしっかりとPM2.5を振り落とすようにしましょう。

また、PM2.5も花粉と同様に「静電気」によって付着します

そのため、静電気を洗濯時に除去できる洗剤や洗濯グッズを使うことがオススメです。

3:洗濯グッズでPM2.5は防げるの?

 

静電気によって付着したPM2.5を除去できる洗剤や洗濯グッズをご紹介します。

①柔軟剤でPM2.5の付着を防ぐ

柔軟剤は、衣類の繊維をコーティングすることで摩擦を減らします。

その結果、静電気の発生を減らし、PM2.5の付着を防ぐことができます。

②洗濯カバーの使用でPM2.5の付着を防ぐ

どうしても外干ししたい時には、洗濯カバーの使用オススメです。

少し乾きにくいのでは?と心配になりますが、ご安心ください。

基本的に通気性が良い作りになっているので、湿気を逃してPM2.5はもちろん雨からも守ってくれる優れものです。

様々なタイプがありますが、袋形状のものを使うとPM2.5対策に効果的です。

PM2.5だけではなく、花粉や黄砂よけ、洗濯物を隠す効果もあるので、ひとつ持っておくと便利です。 

4:洗濯物にPM2.5がついてしまったら

どんなに気をつけても、洗濯物にPM2.5がついてしまうことはあります。 そんな時は乾いている場合であれば、ブラッシングや軽くはたくことで振り落としましょう。

決して布団叩きなどで、バサバサと叩いてはいけません。 強く叩くことによって、小さな繊維の間にPM2.5が入り込んでしまうことも...

濡れたままの場合は、乾いてからPM2.5を軽く振り落とすか、もう一度洗濯をし直しましょう。

洗い直す際は、すすぎなどの洗濯機一部の機能を使うとベターです。

5:PM2.5の時期に気をつけたいこと

PM2.5は外出時に着たアウターや洋服などにもしっかりついてきます。 帰宅時は、お部屋に持ち込まないよう、玄関で払い落とすようにしましょう。

ブラッシングやコロコロなどをするだけでも、PM2.5を部屋に持ち込むことを防ぐことができます。

小さなことですが、手洗いうがいもPM2.5予防策の1つです。 窓をあけて換気するときは開ける幅を調節してください。5cmから10cmの幅がベター。 2ヶ所以上あけると効率よく換気ができますが、広く開けすぎてPM2.5が部屋の中に入り込む危険があるので注意しましょう。

PM2.5の時期は空気清浄機やエアコンの活用がおすすめです。部屋に入ったPM2.5を取り除く機能がついているものもあるので、うまく使いこなしましょう。 

6:まとめ

今回はPM2.5の時期の洗濯についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

せっかく洗った洗濯物にPM2.5がつかないか心配になりますよね。

PM2.5のピーク時期と言われる3月から5月の間だけでも、部屋干しに切り替えると安心です。

部屋の中にPM2.5を持ち込まないようにするなど様々な対策をして、気持ちよく生活ができるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

著者

NatsumiKawai

普段はバックオフィスのお仕事をしながら、旅行記事を中心にライターとしても活動中。洗濯についてはまだまだお勉強中です。

監修者

w_mashimo

クリーニング事業用の機械・洗剤・備品を扱うクリーニング機材商の(株)光栄産業にて勉強中。2014年に長く従事したアパレル業を辞め転職。家庭用向けケアブランド 『DAILY CLEANERS & CO-』も運営。
酒と肴をこよなく愛しています。一猫一女と日々格闘中。

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